リモートアクセス製品の専業メーカー、米Shiva Corporation(シバ・コーポレーション)は、日本法人であるシバ・ジャパン(株)の設立を発表した。同社の代表取締役として、スリーコムジャパン(株)の取締役、日本DEC(株)の管理職を歴任した、宮崎康樹氏が就任。
米Shiva社は、10年以上前から日本での製品販売を行なってきたが、リモートアクセス・ソリューションで成長が顕著な日本市場を開拓するため新たに日本法人を設立した。すでに(株)ソリトンシステムズ、兼松(株)、ソフトバンク(株)などの日本の販売代理店との協力のもと、技術サポート、販売、マーケティング活動を行なっており、1000社以上の顧客を持っている。
この発表のために、米Shiva社CEOのJames L. Zucco,Jr氏も来日し「アジア、特に日本ではインターネット市場が拡大し、多くの企業が自社へのローコストでのダイヤルイン方法を模索している。Shiva社の製品の提供と、宮崎氏の代表取締役就任により、シバ・ジャパンの開設は、日本市場でのチャンスをつかむのにタイムリーなものになった」と語った。
発表会の席上では同社の製品、バーチャル・プライベート・ネットワーク対応の『Vantage
Pathファミリー』、高速でのWebコネクションを提供する『Power Surf』などのデモが行なわれた。(報道局
庄田 恵美)
http://www.shiva.co.jp/