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[COMDEX]連日のパーティーとカジノでおつかれ?盛り上がりに欠けたNovellの基調講演

1997年11月20日 00時00分更新

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 現地時間の19日、Novell社CEOのDr. Eric Schmidt氏がアラジンシアターにて“The New Face of Networking”と題する基調講演を行なった。

 ネットワークを構築する上で大切なのは“人”であること、JAVAはNovellの戦略上もっとも大切なものであり、これからはよりオープンソリューションアーキテクチャーが求められる、といったことが述べられた。また、同社の新製品『Internet Ware』を使って簡単にネットワークを構築するデモが行なわれた。

 すでにCOMDEXが始まって3日目、連日のパーティーやカジノで夜更かしをしているせいか、今日の会場の入りは最低。スピーチをしているSchmidt氏も原稿をちらちら見ながら話しており、全体的に淡々とした感じで笑いも拍手もほとんど起こらず、会場は盛り上がりに欠けた。そのせいか途中で退場する人が多く見られた。

 また、今回の講演はおみやげが何もなし。ビル・ゲイツ氏の基調講演では、COMDEXの登録証を首から下げられるなかなか立派なケースと、講演のテーマであった“I LOVE(ハートマーク) MY PC”とプリントされたTシャツが配られた。コンパックの講演のときは、COMPAQの文字が大きく入ったキャンバス地のトートバッグとWALL STREET JOURNALなどの新聞数紙。CiscoはUPTIMEという新聞。

 このおみやげ、実はけっこう重要で、マイクロソフトのケースはみんな首から下げてたし、コンパックのトートバックもみんな資料を入れて会場で持ち歩いていた。つまり、ものすごく宣伝になる。そういった点でも、Novellはちょっと株を下げてしまった講演だった。(報道局 酒寄公子)

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