シャープ(株)は、16階調のモノクロ液晶(320×240ドット)を採用し、『パワーザウルス』の性能をポケットサイズに凝縮した『ザウルスポケット(MI-100)』シリーズ3モデルを発表、11月28日に発売する。価格は14.4KbpsのFAXモデムと10MBのメモリーを搭載した『MI-110M』が8万3000円、FAXモデムと6MBのメモリーを搭載した『MI-106M』が7万5000円、6MBのメモリーのみ搭載した『MI-106』が6万2000円。メモリーはコンパクトフラッシュメモリーを使用し、増設も可能だ。
オリジナルのフォーマットで見やすくデータを管理できる『パーソナルデータベース』機能のほか、『Excel95』とデータ交換できる表計算ソフト、『Word95』や『一太郎8』とデータ交換ができるワープロソフトなどを搭載している。HTML3.2準拠のWWWブラウザーや電子メールソフトも内蔵。光通信ポートは、ASK方式とIrDA方式に対応、IrDAは画像転送の国際標準規格“IrTran-P”にも対応している。
幅146×奥行き83×薄さ15ミリ、重さ195グラムと、ザウルスシリーズの中でも最も小型軽量化が図られている。駆動時間は、単4アルカリ乾電池×2本で約40時間。携帯型キーボードはオプションで、価格は9000円。(報道局 井上哲郎)
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