日本オラクル(株)は、データ・サーバーソフト『Oracle8 Enterprise
Edition Release8.0.3』の機能拡張オプションとして、イメージ情報と定型的な業務情報の統合管理が可能なデータ・カートリッジ『Oracle
Image Cartridge Release8.0.3』の出荷を開始した。
BMPやGIFなど一般的なファイル形式をサポートし、格納や検索のためのファイルの変換は不要。効率的な圧縮方式を適用することで、データ格納領域とネットワーク・トラフィックを軽減している。2タイプのデータの格納が可能で、バイナリ・ラージ・オブジェクト(BLOB)を使ったイメージ格納や外部ファイル(BFILE)内のイメージデータの参照ができる。価格は8ユーザーで40万円。対応プラットフォームはSun
SPARC版 Solaris、HP-UX、IBM-AIX、Digital UNIX、Fujitsu UXP/DS、Sequent、NCR SVR4などのUNIX系OS。
今後は特殊カートリッジのひとつVIR(Visual Information Retrieval
Cartridge)により、色や構造などに基づいた検索などの機能拡張を行なう予定。(報道局 若名麻里)
http://www.oracle.co.jp/whatsnew/index.html