日本オラクル(株)は、Javaに対応したデータベース・アプリケーション開発ツール『Oracle
Developer/2000 Release 2.0』の出荷を12月19日に開始する。R1.5に比べてより開発生産性がアップし、9月に出荷されたRDBMS『Oracle8』に最適化されてパフォーマンスが向上している。
開発者は、ウィザード機能を用いてダイアログに従って画面設計や帳票設計、チャート作成を行なうことができる。“プロジャクト・ビルダー”、“プロシージャ・ビルダー”、“スキーマ・ビルダー”など新たに加わったコンポーネントにより、複数のアプリケーションの統合管理、サーバー側のコードデバッグ、スキーマを作成しやすくなった。
『Oracle8』と連携して、Insert/Update/Deleteなどの命令をまとめて発行できる配列型DMLやストアド・プロシージャーに基づいたデータブロックなどをコーディングなしで扱える。
対応プラットフォームはWindows95/NT4.0、対応RDBMSは、Oracle7
Server/Workgroup Server R7.3以上、Oracle8/Enterprise Edition R8.0.3。(報道局
若名麻里)
http://www.oracle.co.jp/