(株)日立製作所は、液晶デスクトップやノートパソコンなど、『FLORA』シリーズのラインアップを一新。同時にPCサーバーの新製品を発表した。いずれもビジネス向けモデルで、11月12日から順次発売する。
デスクトップタイプは、MMX Pentiumを搭載した液晶デスクトップ『FLORA
310/330シリーズ』(22万8000円~)、スタンダードモデルの『FLORA 350シリーズ』(22万8000円~)などに加えて、ハイエンドタワーモデルの『FLORA
370シリーズ』(39万8000円~)が新たに追加されて計4機種112モデル。ノートパソコンは、スリムタイプの『FLORA
250シリーズ』(35万3000円~)やA5ファイルサイズのサブノート『FLORA
210』(26万8000円)など、4機種38モデルとなっている。
パーソナルワークステーションモデルの『FLORA JetWORKS 430/410シリーズ』(69万8000円~)には、AGPに接続したOpenGL対応の3Dグラフィックアクセラレーター(米Accel
Graphics社のAccel PRO MXなど)が搭載されている。
いずれのモデルもPC97に準拠し、次世代標準のPC98にも一部先行して対応している。
PCサーバーの新製品、『FLORA-Sシリーズ』(43万9000円~)は、PentiumProやPentiumIIを搭載。PentiumPro搭載モデルは、最大4個のCPUを搭載できるマルチプロセッサータイプもある。WindowsNT
Server Enterprise Version4.0に対応し、複数サーバーのクラスタリングによりシステムの連続稼働などを実現している。(報道局 井上哲郎)
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