NECのノートパソコン「LaVie L」シリーズ春モデル「LL750/SG」が登場した。同シリーズは、使いやすさと、つるっとしたかわいいデザインが魅力のノートパソコン。なんでも今回は、大人心をくすぐる5つの秘密が隠れているらしい。はてさてどんなものなのでしょう。
秘密1 大容量4GBメモリーで、動画もアプリもさくさく快適
まずは基本スペックに1つ目の秘密が隠れている。CPUは最新の「Centrino 2」採用のCore 2 Duo P8600(2.40GHz)を、メモリーはなんと4GB(DDR3-1066)を搭載。DDR3メモリーは従来のDDR2メモリーと比べてパソコンを高速化できるのが特徴だ。
搭載されている32bit版Windows OSで使用可能なメモリーは約3GB相当だが、2GBモデルと比べると高速なのは間違いない。ビデオ編集などにも余裕が持てる。HDDは320GBと標準的で、デジカメの写真を保存したり、iTunesストアでmp3を買うくらいなら十分だろう。
LaVie L(LL7550/SG)の主なスペック | ||
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CPU | Core 2 Duo P8600(2.40GHz) | |
ディスプレー | 15.4型ワイド(1280×800ドット) | |
メモリー | DDR3-1066 4GB | |
HDD | 320GB | |
グラフィックス | Intel GM45 Expressチップセット内蔵 | |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ | |
無線通信機能 | IEEE802.11a/b/g/n(ドラフト2.0) | |
メモリーカード | SDメモリー(SDHC)、メモリースティック(PRO、PRO-HD DUO)、xD-ピクチャーカード | |
本体サイズ | 幅362×奥行き266×高さ38.1~39.8mm | |
重量 | 約2.9kg | |
OS | Windows Vista Home Premium SP1 | |
バッテリー駆動時間 | 約1.2時間(標準)/約2.0時間(オプション) | |
発売予定 | 12月下旬 | |
実売価格 | 17万5000円 |
秘密2 みんなで撮ったビデオから、お気に入りDVD作成もラクラク
つづいての秘密はビデオ機能。付属するビデオ編集ソフト「DVD MovieWriter for NEC」は、フルHD解像度(1920×1080ドット)でDVDに書き込み可能な「AVCHD」形式に対応。AVCHD対応のビデオカメラで撮影したビデオをスムーズに編集できる。
パーティーや結婚式などで撮影したビデオに好きな音楽をミックスして、お気に入りのDVDが作成可能だ。また、お気に入りのデジカメ写真をDVDのメニューにすることもできるなど、ちょっと凝った編集も気軽に楽しめる。
秘密3 メモリーカードを入れるだけのデジタルフォトフレーム機能
3つ目は注目の「デジタルフォトフレーム機能」。デジカメで撮影したメモリーカードを、パソコンにあるスロットに挿入するだけでスライドショーしてくれる。「メモリーカードからパソコンにデータをコピーして、フォトビューアを起動してスライドショーを選択し……」なんて手間が一気に省ける。
また、マウスを動かしてメニューを表示し、スライドの効果やBGMのオン/オフを自由に設定することもできる。自分仕様のスライドショーがカンタンにできてしまうのだ。
秘密4 きらきら輝くガラスフレークデザイン
4つ目はLaVie L自慢のデザイン性。今回はケータイなどでこのごろよく見かける、きらきら輝く砂を散らしたような「ガラスフレーク」という加工が施されている。光線の加減でちらちらと輝き、見る角度によって表情を変える姿は高級感があり、ちょっと愛らしい。
カラーバリエーションは店頭モデルの4色に加え、ウェブ限定のプレミアムパールシルバーを入れて合計5色。部屋のインテリアや、カバンのカラーリングに合わせて選ぶのがいいだろう。
秘密5 読み方が分からない漢字も手書きで一発検索
最後の秘密は流行の「タッチ操作機能」。注目の機能は「手書きでお助け」だ。新聞や雑誌、お店で見かけた「鰍」「久夛良木」などの難しい漢字を「魚へんに秋でなんだっけ……」なんて思ったとき、そもそも読み方が分からなければGoogle検索もできない。
マウスボタン左右を同時にクリックで「お助けパッド」が起動するので、タッチパッドに直接手書きで入力。自動的に文字が認識され、すぐにそのまま検索できるという流れだ。よく本や雑誌を読む文科系の人にはオススメの機能だろう。