最近のLUMIXには「追っかけAF」って機能が付いてるらしい。もしかしたら猫を撮るとき便利なんじゃないかっ? と思い、広角から超望遠まで撮れる「LUMIX DMC-FZ28」を借りてみた(関連記事)。
広角側は27mm相当、望遠側は486mm相当の18倍ズームモデル。高倍率ズーム以外のウリは、手ブレ補正、「おまかせiA」や「インテリジェントISO感度」などの「おまかせ系」機能、そして追っかけAFだ。
追っかけAFはこんな風に使う。まず、追っかけAFモードにし、被写体を中央において「AFロックボタン」を長押しする。カメラが「これが被写体」だと判断したら、そこでAF枠が黄色になって準備完了。カメラが判断できなかったら赤く点滅する。明るい屋外で被写体が小さすぎなければまずOKだろう。
試しにカメラを動かしてみると、黄色い枠が被写体を追いかけて動くはずだ。
つまり「一度つかまえてしまえば、被写体が画面から出ない限り、追いかけてくれる」のである。そしてシャッターを押せば、その追っかけてるポイントでピントを合わせて撮影してくれる。
最後の「ピントを合わせる」動作にちょっと時間がかかる。向こうからこっちに歩いてくる猫を撮る難しかったが(猫の動きが早くて胴体にピントが合っちゃう)、猫の動きはそれだけじゃない。
一度猫の顔をつかまえておけば、カメラをちょっと動かしたりズーミングしたりして構図が変わってもちゃんとピントは猫の顔に合うし、猫が移動しても一緒にカメラで追えばそこを狙ってくれるのだ。これはなかなか楽しい。
この連載の記事
-
第899回
デジカメ
フラッグシップ機も入門機も! 今年登場のミラーレス一眼で撮った猫写真で2024年を振り返る -
第898回
デジカメ
スマホカメラは年々レベルアップ! ハイエンド機で撮った猫写真で2024年を振り返ってみた -
第897回
デジカメ
ミニドローン「HOVERAir X1 Smart」で猫と遊んでみた! 猫は興味津々で画質もなかなかいい -
第896回
デジカメ
速いAFのおかげで撮りやすい! チャーミングでほほえましい猫のあくびの瞬間を集めてみた -
第895回
デジカメ
ニコン「Z50II」はベーシックながら動く猫もしっかり撮れる“ちょうどいい”ミラーレス一眼だ -
第894回
デジカメ
寒くなる折、猫が気持ちよさそうに撫でられてる暖かそうな“ほっこり写真”を集めてみた -
第893回
デジカメ
さすがフラッグシップ! キヤノン「EOS R1」は猫の一番いい瞬間をピシッと撮ってくれた -
第892回
デジカメ
ライカ風の画作りが楽しめる「Xiaomi 14T Pro」 動いてる猫もブレずに撮れて独自のフィルターも効果的! -
第891回
デジカメ
軽くて小さい富士フイルム「X-M5」が登場! いろんな猫をいろんな「フィルムシミュレーション」で撮ってみた -
第890回
デジカメ
プロ向け動画カメラ、パナソニック「LUMIX DC-GH7」の4K動画から一番カワイイ瞬間を切り出した! -
第889回
デジカメ
ズーム操作も快適! 機動力が高い「iPhone 16 Pro」のカメラコントロールで秋の外猫を望遠撮影 - この連載の一覧へ