使いこなすための運用上でのポイント
本ソフトは、インストールするだけで自動保護機能を利用できる利便性があるが、少し手を加えるだけで使い勝手や安全性が増す、運用するうえでのコツがある。
例えば、圧縮ソフト「DropStuff」で作成するSitX形式のファイルは自動スキャンできない。こういった場合は、任意のファイルを選び、手動でスキャンすればいい。また、ユーザー環境に応じてスケジュール設定の変更などは必要となるだろう。
同一ディスクを何度もマウントした際、そのたびに始まるスキャンが煩わしいと感じたら、メニューバーに表示される「Norton Quick Menu」から一時的に自動保護機能を無効化すると便利だ。
【Conclusion】
○
ほとんど設定を変更せずにセキュリティーレベルを向上でき、簡単に導入可能。ウィンドウズを対象にしたウイルスの検出/駆除にも対応している。
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最新ウイルスへのアラート機能がないため、自身で能動的に確認しなければならない。詳細な設定変更にはシステム構成や設定ファイルといった知識が必要。
(MacPeople 2008年3月号より転載)