マイクロソフト(株)は6日、統合インターネットサービス「Windows Liveサービス」の新サービスとして、カレンダーの共有が行なえるウェブサービス「Windows Live カレンダー Beta」を日米同時に開始した。利用にはWindows Live IDが必要で、Live IDを登録していないユーザーは閲覧のみが行なえる。正式サービスの開始時期は現時点では未定。
Windows Live カレンダー Betaでは、登録したカレンダーを公開設定にすることで、HTML/ICS/XML形式のいずれかの方法で、IDを取得していないユーザーにもカレンダーを公開できる。また、複数のカレンダーの色分けして用途に合わせて管理できるほか、各カレンダーごとの共有・公開設定も適時行なえる。そのほか、Live カレンダー上からイベント情報を発信できるサービス「Windows Live イベント」のイベントを作成でき、ほかのユーザーに送信した招待状の返信状況も確認できるという。
また、同社のウェブサイトで提供しているアクセスツール「Outlook Connector」を利用することで、Live カレンダーのスケジュールと電子メールソフト「Outlook」の予定表との同期が可能となる。この機能を利用するには有料サービスの「Windows Live Hotmail Plus」の会員である必要がある。