俺たちマッチョ同好会! お前ら毎日鍛えてるか!? え? 日夜CPUのクロックアップと、肉体のバルクアップに励んでるって? オーケー、それでこそアスキー読者だ!
では、今日はそんなお前たちに質問したい。漢(おとこ)の価値は一体何で決まると思う?
「お金?」 違う! 「容姿?」 違ーう!!
男にとって何より重要なもの、それは「握力」だ! 強力な握力さえあれば、デートのとき、彼女に生絞りジュースを作ってあげることもできるし、ビジネスの場で握手するとき、相手に「イテてて」と言わせて、商談を有利に進めることだってできる。
さらに、指先でつまむ力「ピンチ力」が強ければ、ドライバーなしで自作パソコンを組むことだって可能だ! ちなみに、握力の3大要素は、「握る力」、「つまむ力」(特に親指)、「指先で開く力」で構成されている。
いいか? 握力こそが漢のすべてなのだ!
というわけで、前回の「握力王」に引き続き、今回は握力を鍛えるのにとっておきの道具を紹介する。世界最強のハンドグリッパー、「キャプテンズ・オブ・クラッシュグリッパー」だ!
世界最強のハンドグリッパー
キャプテンズ・オブ・クラッシュグリッパー(以下COC)を製造しているのは、数多くのトレーニング器具を販売する米アイアンマインド社。もう社名からして、マッチョイズム全開なのだ! 見た目も無骨そのもので、アルミ削りだしのボディーから、男らしさがひしひしと伝わってくる! 極太のバネ部分もイカす!
もちろん、COCの魅力は見た目だけじゃない。世界最強と呼ばれるだけあって、もうとにかく硬いのだ! 一般的なスポーツ用品店で売られているグリッパーは、一番硬いものでも40kg程度。しかし、COCで一番硬いモデル「#4」(ナンバー4)を閉じるのには、なんと約166kgの握力が必要なのだ!※ これを完全に閉じられるのは、世界中でたった5人しかいないというのだから、その凄さが伝わるだろう。
※数値はあくまで目安。#4を閉めることができれば、必ずしも握力が 166kgあるわけではない
二番目に硬い「#3」でも、その強度は約127kg。これを閉じられるのは、世界中で約100人、日本ではたった4人しかいないのだ。
どうだ、このとんでもないスペック? スペック好きなお前さんたちのことだ、じわじわと興味が出てきたんじゃないか? 興味出てきたよな!? よし、さらに詳しくつっこんでいこう!
【握力こぼれ話】
ASCII.jp編集部の腕力自慢に、#2(88kg)を握らせてみたところ、半分も閉じることができなかった。両手を使って左右から押し込んでも歯が立たない。COCがいかに化け物じみたグリッパーであるかが分かるだろう。