(株)アスキーは15日、(株)メディアワークスと共同で「Second Life」などの3D仮想空間サービスの今後を調査するアンケート「3D 仮想空間サービスについてのアンケート」の調査結果を同日付けで発表した。
調査はウェブ上のアンケート形式で、9月25日から今月2日の期間に実施された。調査対象822人で、Second Life利用者が164人、未利用者が658人となっている。
アンケートによれば、利用者が挙げるSecond Lifeの良い点は「見知らぬ人とコミュニケーション」できるが61%と最も高く、過半数をしめていた。そのほか、「(3DCGで)物作りなど、創作が出来る」が51.8%、「アバターの服装でファッションやコスプレが楽しめる」が43.3%となっている。
逆に不満点の1位と2位が、「比較的高いスペックのパソコンを要する」が57.9%、「動きが遅くなる、システムが不安定になる」が57.3%となり、パソコンの要求スペックに対する不満が上位に上がる結果となった。
今後、3D仮想空間サービスで実現してほしいことは「ウェブブラウザーから利用できるようになる」が40.2%と最も高く、次いで「オープンなプラットフォームになる」が39.6%、「アバターの表情を操作できるようになる」が35.4%と続いた。