(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモは28日、携帯電話機に登録されたスケジュールデータを利用してユーザーの行動を予測し、おすすめ情報を自動的に配信するシステム「行動支援型レコメンドシステム」を開発したと発表した。実用化の時期は未定。
行動支援型レコメンドシステムの推定技術はNTTドコモが独自に開発したもの。登録スケジュールだけでなく、過去のスケジュールや利用者の属性を基に興味や嗜好、行動を推定する。それによって利用者の生活全般に関わる情報サポートを実現するという。例えば、旅行の日程と場所をスケジュールに登録すれば、宿泊予約やスーツケースの購入などの行動が推定され、旅行先のホテルなどの関連情報が配信される。
なおこのシステムは、10月2日から6日まで千葉市の幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2007」の同社ブースでデモ展示する予定という。