エイデンは22日、アップルジャパンの協力のもと、愛知県豊田市にあるエイデン豊田本店内に、Mac専門コーナーの「アップルのショップ」をオープンさせた。
アップルのショップは、各販売店が「ストア・イン・ストア」の形態で展開しているMacコーナ−。22日現在では、ビックカメラが2店舗、コジマ/エディオン(コンプマートとエイデン)/ベスト電器/ケーズデンキが各3店舗という、合計14店舗にアップルのショップが存在する。
エイデン豊田本店は、2006年6月にオープンした郊外型の大型量販店。総売場面積が7372m2という広いフロアを確保し、家電/情報通信機器だけではなく、インテリアや玩具といった幅広い分野の商品を扱っているのが特徴だ。
「9月のオープンで『Leopard』への布石を打つ」
エイデン豊田本店のアップルのショップは、2階左奥、iPod販売コーナー隣に新設された。コーナー内には、MacやiPodを陳列している木製テーブルや、ジーニアスバーを模したハイカウンターと黒い丸椅子が置かれており、Apple Storeに似た雰囲気だ。
エイデン豊田本店は、付近に東名高速道路の豊田インターチェンジもあって、特に自動車でのアクセスに優れた立地となっている。エイデンとしては、豊田本店のアップルのショップを、愛知県三河地方のMacユーザーをカバーする存在として捉えているようだ。オープン初日には、MacやiPodの旧製品などが、台数限定の特価で提供されるオープニングセールが行なわれた。店員によれば、セールの告知は当日朝の新聞広告と折り込みチラシだけだったにも関わらず、開店前には数十人の行列ができたという。
同店の店長・森田聡氏によれば、アップルのショップをこの時期にオープンさせた理由は、「10月発売と発表されている新OS『Leopard』への布石を打つため、急仕上げでこの時期に合わせた」とのこと。
また、森田氏は「今までMacを何となく知っていたけど、使っていなかったという『潜在的なMacファン』を、どれだけMacユーザーに変えられるか。Leopardの発売以降が勝負だろう」と、アップルのショップへの意気込みを語っていた。