ビデオカメラの素材をラクラク編集&DVD化
【SPEC】 開発/販売元●(株)ピクセラ 価格●9980円(ダウンロード販売のみ) http://www.pixela.co.jp/ 対応システム●OS X 10.3.9以降 対応機種●PowerPC G4 1GHz以上、またはインテルCPUを搭載したMac |
【COMMENT】
動画編集の初心者にはお勧めのソフト。しかし、これといって目玉になる機能がなく、iMovie '08と比べると見劣りしてしまう。
「ImageMixer 3 Mac Edition」は、DVD/ハードディスクビデオカメラで撮影したムービーデータをMacに取り込んで、オリジナルのDVDビデオを作成できるオーサリングソフトだ。
Macにビデオカメラを接続すると、カメラ内に保存されている映像をiTunes風のウィンドウでプレビューできる。
ムービーを読み込んでアルバムをテーマ別に作成したり、「スマートアルバム」機能を使って指定した条件に合ったムービーを自動で抽出することも可能だ。
読み込んだムービーの数が増えるほど、検索機能の効果を実感できるだろう。
任意のムービーを選択してインターフェース下部の「動画編集」ボタンをクリックすれば、ムービーの簡易編集も可能。
ただし、編集できる内容は、不要な映像を削除するトリミング作業のみで、効果を加えるなどの高度な編集はできない。トリミングしたムービーは、ライブラリーの動画結合リストに自動で追加される。ここからファイルの順番を並べ替えて「統合」ボタンを押せば、1本のムービーが完成する。画像サイズやアスペクト比、フレームレートなどが異なるとエラーが発生して統合できないので、取り込む際にビデオカメラ側で設定を済ませておくよう心がけよう。
H.264(MPEG-4 AVC)圧縮を採用する「AVCHD」形式には非対応で、使い勝手の面ではiMovie '08に分がある。HD画質で撮影可能なビデオカメラがサポートされていないのも残念だ。本ソフトは、SD画質のムービーデータを手軽に編集したいライトユース向けと言えるだろう。
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