録画可能なワンセグチューナーを装備
LOOX Uアスキーコラボモデルには、これ以外にもさまざまなフィーチャーがある。
全14種の電子辞書ソフトや、OSをWindows Vistaにグレードアップすることによる“Origami Feature Pack”の搭載(=これによってペン操作での画像/音楽へのアクセスが容易になる)、光沢のあるカラー“ラズベリー”の採用など、アスキーの要望を受け入れてもらった点も多い。
ワンセグチューナーは、ワンセグモジュールに『VT901-P1』、視聴ソフトにコーレル製の『Corel Mobile TV』を使用。視聴している放送の録画だけでなく、番組表から録画予約を行なうことも可能だ。アンテナは本体の右側面に収納されており、コンパクトに折りたためる。
メモリー容量も1GBに増量し、Vistaも問題なし
LOOX Uアスキーコラボモデル(とそのベースになったU50XN)では、OSが従来のWindows XP ProfessionalからWindows Vista Home Premiumに変更されている。これにより「パフォーマンス低下が心配」という声があるかもしれない。しかしその点もケアされている。
スペック面では、CPUはインテルA110-800MHzと据え置きであるものの、標準でメモリー容量は512MBから1GB搭載に、HDD容量は30GBから40GBに増量された。この中で注目したいのがメモリー容量だ。LOOX Uのメモリーはオンボードタイプで増設できないのだが、1GBあれば、Windows Vistaを利用する場合でもさしあたって問題は生じないだろう。
なお、富士通からアスキーに要望した10点のうち3点――シリコンディスクによるゼロスピンドル化、スリムかつ大容量のバッテリーパックの追加、ウェブカメラの搭載――に関しては、今回は見送りとなった。これらの機能を追加すると、大幅なコスト増になってしまうことが主な理由だ。
これらの機能を搭載できなかったのは残念だが、無理矢理搭載して、手が出せない価格になってしまっては意味がないので、やむを得ない選択とも言えるだろう。
また、キーボード配列のカスタマイズに関しても要望していたが、この点に関しては、フリーソフトの導入やレジストリ編集などによってもある程度改善できる。腕に覚えのある読者は挑戦してみてはどうだろうか。
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