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ポケモンガーデンがパワーアップ

ヤフー、“Yahoo!きっずポケモン”を開始

2007年08月11日 02時05分更新

文● 編集部 永水和久

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ヤフー(株)は10日、東京・六本木の東京ミッドタウンで記者発表会を開催し、同社が運営する子ども向けポータルサイト“Yahoo!きっず”で、(株)ポケモンのゲームソフト“ポケットモンスター”シリーズのミニゲームやニュース情報を展開するコミュニティーサービス“Yahoo!きっずポケモン”を15日に開始すると発表した。料金は無料で、ヤフーのポータルサイト“Yahoo! JAPAN”向けのID発行サービス“Yahoo!JAPAN ID”で発行したIDが必要。

これを受けて、ヤフーのポータルサイト“Yahoo! JAPAN”向けのID発行サービス“Yahoo!JAPAN ID”が、Yahoo!きっずにも対応した。Yahoo!きっずポケモンの利用にはYahoo! IDが必要となる。

Yahoo!きっずポケモン

Yahoo!きっずポケモン

Yahoo!きっずポケモンは、2006年にヤフーとポケモンが開設した期間限定の特設サイト“ポケモン大特集”内で特に人気が高かったという、仮想空間“ポケモンガーデン”を復活させたもの。アバターを通して、ほかのユーザーとコミュニケーションを図れるのが特徴。コミュニケーション機能には従来から、定型文(約1000種類)を使ったチャット機能が搭載されている。アバターの頭上に用意されたハートマークなどのアイコンを表示して気分を表現することも可能。

復活にあたり、Yahoo! IDに対応し、アバターの設定やミニゲームで獲得したポイント、アイテムを保存できるようになった。従来から備える、仲良くなったほかのアバターを登録する“ともだちリスト”や、嫌な行為をしてくるユーザーのアバターや発言を非表示にする“きんしリスト”も保存できるようになった。

バトルフロアの説明その1

バトルフロアの説明その1

バトルフロアの説明その2

バトルフロアの説明その2

加えて、最大30人まで同時参加できるじゃんけんを応用した生き残り対戦ゲーム“バトルフロア”が追加された。

また、Yahoo!きっず上で発行したYahoo! IDには、発行の際に登録した年齢が17才以下の場合、ほかのYahoo! JAPANのサービスにログインできないなどの制限が加えられている。ヤフーでは保護者同伴でのID発行を推奨し、この制限機能を通して、子どもたちが間違って有料サービスなどにログインすることを防ぐとしている。なお、Yahoo! JAPAN上で発行したYahoo! IDにこの条件は適用されない。

ヤフー取締役最高執行責任者の喜多埜 裕明氏

ヤフー取締役最高執行責任者の喜多埜 裕明氏

記者発表会では、ヤフー取締役最高執行責任者の喜多埜 裕明(きたの ひろあき)氏が、今回のサービス開始の背景として、「子どもたちが健全な環境でインターネットを利用できるようにYahoo!きっずを開始した。昨年(2006年)の夏には検索エンジンに“ホワイトリストフィルタリング”を採用し、教育やエンターテインメントなどの情報も発信してきた。今後は、Yahoo!きっずポケモンをきっかけに、子どもたちが安心して参加できるコミュニティーサービスを展開する」と意気込みを語った。

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