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実売4万円前後のシリアルATA接続ドライブ

パイオニア、Blu-rayの再生が可能な内蔵DVD/CDドライブを発売

2007年07月24日 18時27分更新

文● 編集部 太田 渉

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パイオニア(株)は24日、Blu-ray(ブルーレイ)ディスクの再生とDVD/CDの記録・再生が可能な内蔵型スーパーマルチドライブ『BDC-S02J』を8月上旬に発売すると発表した。価格はオープンプライス。予想実売価格は4万円前後。月産1000台を予定している。

BDC-S02J

BDC-S02J

BDC-S02J-BK

BDC-S02J-BK

BDC-S02Jは、Blu-rayディスクを再生可能なシリアルATA接続の内蔵型DVDスーパーマルチドライブ。Blu-rayディスクを再生のみに限定して低価格化を図ったのが特徴。ドライブが回転することにより発生する気流を利用して、空気を循環させて温度上昇を抑える“内部循環システム”を採用している。そのほか、キズや汚れなどにより品質が落ちたディスクでも再生できる可能性を高める“PowerRead”機能や、ディスクの反りや傾きに合わせてレーザーのピントを合わせる機能“マルチエフェクト液晶補正機構”などにも対応する。カラーバリエーションとして、ベゼル部分がベージュの『BDC-S02J』と、ブラックの『BDC-S02J-BK』を用意する。

Blu-rayディスクの再生速度は1層/2層ともに2倍速で、1層のデータ転送時は最大5倍速に対応している。書き込み速度はDVD±Rが12倍速、DVD±R DLが4倍速、DVD-RAMが5倍速など。本体サイズは幅148×奥行き185×高さ42.3mm、重量は980g。電源はDC12V(0.4A)またはDC5V(1.7A)。対応OSは、DVD/CD記録・再生時がWindows XP Home Edition/XP Professional SP1/2000 Professional(SP3以降)。Blu-rayディスク再生時がWindows Vista/XP Home Edition/XP Professional/XP Media Center Edition。DVD/CDの記録・再生について同社は、ドライブ本体はWindows Vistaに対応しているが、バンドルソフトについてはメーカーのサポート状況に準じる、としている。

付属ソフトは、DVD再生ソフト『PowerDVD 7』(サイバーリンクトランスデジタル(株)製、以下同)、オーサリングソフト『PowerProducer 4』、DVDライティングソフト『Power2Go 5』、パケットライティングソフト『InstantBurn 5』、バックアップソフト『PowerBackup 2』、スライドショー作成ソフト『MediaShow 3』。対応OSはドライブに準拠する。

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