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鉄飛テクノロジーがWebベースの文書共有システム「FileBlog」を発売

2007年07月19日 17時54分更新

文● アスキービジネス編集部

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鉄飛テクノロジーは19日、都内で記者会見を開き、文書共有システム「FileBlog」の発表を行なった。Webベースによる文書共有システムで、ファイル検索に特化したサーチエンジンとブログ感覚でファイルの属性編集機能を搭載している。価格は10ユーザーまでのライセンスで初年度9万9000円となっている。


ブログの使いやすさとファイルに特化した検索エンジン


「今まで企業で文書共有が進まなかったのは、導入時の手間の多さやコストの高さが要因だった」

 製品の発表に際して、株式会社鉄飛テクノロジー 代表取締役 岡田国一氏はこのように切り出した。鉄飛テクノロジーが今回発表した文書共有システム「FileBlog」は、従来の文書管理システムやエンタープライズ・サーチ製品が持つ、これらの欠点を解消した製品だという。

株式会社鉄飛テクノロジー 代表取締役 岡田国一氏

株式会社鉄飛テクノロジー 代表取締役 岡田国一氏

株式会社鉄飛テクノロジー 代表取締役 岡田国一氏

 FileBlogは、ディレクトリ構造を持つファイルシステムに特化した検索エンジンと、ブログのような操作でファイルの属性編集機能を持つ文書共有システム。ネットワーク上の共有フォルダにあるファイルを登録や移行などの作業なしで導入でき、動作に他社のRDMSを必要とせず、価格も9万9000円(10ユーザー)と安価なため低コストでの導入が可能となっている。

 Webベースのインターフェイスを採用し、「Yahoo!やGoogleに近い操作性で、初めての人でも説明無しに利用できる」(岡田氏)という敷居の低さを強調する。検索画面は、ファイル名と全文による検索が可能で、検索結果に対してはワンクリックでフォルダを指定した絞込みが可能となっている。共有されたファイルは、画像ファイルや文書ファイルなどを中心にサムネイルやプレビューでの表示ができ、目的のファイルが見つけやすくなっている。さらにファイルやフォルダに対して、ブログのようにコメントのテキストを登録でき、ファイルの管理性を高めている。

FileBlog画面1

Webポータルライクで操作しやすいWebベースのインターフェース

FileBlog画面2

さまざまなファイルのサムネイルやプレビュー表示に対応

FileBlog画面3

個々のファイルにメタデータとして概要やコメントのテキストを登録できる

 対応OSは、Windows Server2003およびWindows 2000 Server SP2で、Acitve Directoryへの参加が可能になっている。

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