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ケンウッド、パソコンの音楽をワイヤレスで伝送する『SLG-7』を発売

2007年07月05日 15時13分更新

文● 編集部 若林健太

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(株)ケンウッドは5日、パソコンやデジタルオーディオプレーヤーの音楽をワイヤレスでオーディオ機器に伝送するデジタルワイヤレスシステム『SLG-7』を今月下旬に発売すると発表した。価格はオープンプライス。予想実売価格は2万5000円前後。

SLG-7

SLG-7。左が送信部、右が受信部

SLG-7は、送信部と受信部で構成されるデジタルワイヤレスシステム。パソコンなどに接続した送信部から、オーディオ機器に接続した受信部にワイヤレスで音楽を伝送できる。無線周波数帯に2.4GHz帯を採用し、最大通信距離は見通しで30m。伝送する音楽データは非圧縮のリニアPCM信号で送信している。2.4GHz帯を利用するほかの通信機器との混信を避けるための“チャンネル自動切換機能”も搭載。また、回路構成において、オーディオ回路部とデジタル送受信モジュール部を別基板で構成する“セパレート基板構成”を採用することで、それぞれの電気干渉を抑えて、高いオーディオ性能を得たという。受信機のオーディオ変換部には、オーディオ特性に優れているという英Wolfson Microelectronics社製D/Aコンバーターを採用している。

送信部のインターフェースはUSB 1.1相当とアナログステレオオーディオ入力(ステレオミニプラグ)を各1系統装備。USB端子はパソコンやデジタルオーディオプレーヤーとの接続に使用する。受信部のインターフェースはアナログステレオオーディオ出力(RCAピンジャック×2)と光デジタルオーディオ出力を各1系統装備する。本体サイズおよび重量は、送信部が幅61×奥行き100×高さ32mm/約86g、受信部が幅77×奥行き78×高さ32mm/約70g。電源は送信部が内蔵リチウムイオンバッテリー、受信部はACアダプターを利用する。送信部の連続再生時間は約4.5時間(同社調べ)。パソコンで利用する場合の対応OSは、Windows Vista/XP SP1以降/2000(SP4以上)。

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