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プラスビジョン、投影画像と手書きの内容を合成して保存できる電子黒板を発売

2007年07月04日 15時32分更新

文● 編集部 若林健太

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プラスビジョン(株)は3日、コピーボード(電子黒板)の新製品として、市販のプロジェクターで投影した画像と4色のマーカーで手書きした内容を合成したうえで、パソコンにJPEG/PNG画像として保存できる“キャプチャーボード”『C-11W』を8月下旬に発売すると発表した。価格は本体とスタンドのセットモデルが25万8300円、壁に取り付ける本体のみのタイプが23万5200円。

C-11Wの利用イメージ

C-11Wの利用イメージ

C-11Wは、コピーボードに手書きした内容をパソコンに取り込んで画像化するときに、パソコンからプロジェクターに出力した投影映像を別途キャプチャーし、2つの画像を合成して1つの画像として保存するもの。画像の保存・合成には専用ソフトを利用する。付属ソフトの対応OSは、Windows Vista/XP Home Edition SP2以降/XP Professional SP2以降/2000(SP4以上)。

操作方法は、まずパソコンにプロジェクターとC-11W(コピーボード)を接続して、プロジェクターからコピーボードへの投影を開始。次に専用ソフトを起動すると、Windowsの画面上の四隅に○マークが表示されるので、C-11Wに投影された画像から○マークの位置を付属の4色マーカーのいずれかで印を付ける。これによって、投影された画像のサイズ(矩形)と投影位置を、パソコン(付属ソフト)側で認識できるようになるわけだ。C-11Wに手書きが終わったあとで、最後に専用ソフトのスキャンボタンを押せば、C-11Wのスキャナーが直接コピーボードの文字を読み込んで、合成画像の保存が行なえる。なお、○マークは投影画像の位置と大きさをパソコン側(付属ソフト)が認識するためのもので、キャプチャー領域を規定するものではない。そのため、○マークの外に書いた内容であっても、C-11Wの読み取り有効範囲内(幅1780×高さ900mm)であれば合成して保存が可能だ。

ボードサイズは幅1800×高さ920mm。パソコンとの接続にはUSB 2.0(Full-Speed対応)/1.1を利用する。USBフラッシュメモリーを接続して、マーカーで手書きした内容を保存することも可能(USBフラッシュメモリーにはプロジェクターの投影画像は保存できない)。本体サイズは幅1970×奥行き700×高さ1970mm(スタンドを含む)、重量は43kg。

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