KDDI(株)は4日、同社が運営するプロバイダーサービス“DION”(ディオン)において、人に相談するような会話文(自然文)で質問を入力して、対話形式でサポートを受けられるというバーチャルコンシェルジュ“MadmAn”(マダム・アン)を同日付けで提供開始したと発表した。DIONのウェブサイトにパソコンからアクセスできるユーザーすべてが利用できる(DIONの会員である必要はない)。現在はβ(ベータ)版での提供となっている。
これは、MadmAnという架空の人物が、ユーザーの入力した“会話に用いるような自然な文章の質問”に対して、文脈から適切な回答を提供するほか、回答となるリンク先を提示してユーザーとの対話形式でサポートを行なうもの。質問の内容が絞りきれない場合は回答の候補となる選択肢をポップアップ表示で提供する。
また、サポート以外にも、MadmAnは季節に応じた挨拶や、一般的な会話も可能で、同社ではユーザーにとってより身近なパートナーとして利用してもらえるとしている。