(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモとNTTドコモグループ8社は28日、無線LAN対応のFOMA携帯電話機『N902iL』(日本電気(株)製)を“Wi-Fi Protected Setup”(WPS)に対応させる内蔵ソフトウェアのアップデートを開始した。
WPSは、無線LANの業界団体である“Wi-Fiアライアンス”が定めた規格で、対応機器間では、無線LAN設定が簡単な操作で可能になるというもの。N902iLの内蔵ソフトウェアを更新することで、WPSが利用可能となる。
また、詳細は明らかにされていないが、より快適にN902iLを利用するための更新も含まれているという。
内蔵ソフトウェアの更新方法は、待受画面の状態から“メニュー→各種設定→その他→ソフトウェア更新”とたどる。更新ファイルのダウンロードとソフトウェアの書換には、約28分程度の時間がかかるという。ダウンロードする際の情報料と通信料は無料。更新ファイルは、本日から2008年5月31日まで提供される。