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5ステップで分かるメモリー・HDDの交換方法

MacBook

2007年05月16日 21時00分更新

文● 編集部 広田稔

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MacBook

MacBook

MacBookが採用しているメモリーは、iMac/Mac mini/MacBook Proと同じ“PC2-5300 DDR SDRAM”規格のもの。15日に発売された最新モデルにおける標準メモリー容量は1GBで、最大容量は2GBとなっている。メモリースロット数は2スロットで、512MBのモジュールが2枚差さっているため空きはない。

一方、HDDは2.5インチサイズで、接続方式はシリアルATA。最新モデルにおけるディスク容量は2.0GHz ホワイトが80GB、2.16GHz ホワイトが120GB、2.16GHz ブラックが160GBだ。MacBookはメモリー/HDDのモジュールに簡単にアクセスできる構造なので、初心者でも迷わず交換作業を行なえるだろう。

覚えておきたいのは、メモリーは同じ容量のモジュールを2枚購入しておくということだ。MacBookは同容量のメモリーを2枚差すことで、メモリーを読み書きするデータ幅を倍に増やせる“デュアルチャネル”に対応している。加えてビデオメモリーをメインメモリーと共有するため、同容量を“2枚差し”することでグラフィック性能も最大限に生かせるようになる。

もちろん容量の異なるメモリーを2つのスロットに差しても動くが、性能を重視するならできれば揃えておきたいところだ。MacBookの最大メモリー容量は2GBが上限なので、最新モデルであれば必然的に1GBが2枚となる。


注意:作業前には、本体を落下の危険性のない平らな場所に置き、必ず静電気を除去してください。分解作業はユーザー自身の責任のもとに行うことを前提としており、個々の環境に関してASCII.jpやメーカーでは問い合わせに応じられません。また、分解作業に伴ういかなる損害も、ASCII.jp/メーカー/ショップは補償できないことをご了承ください。


1.バッテリーパックを外す

テーブルに柔らかい布などを敷き、その上にMacBookの底面を表にして置く。バッテリー左側にある溝(写真左の赤丸)にマイナスドライバーや硬貨を差し込み、右に回してバッテリーパックを外す


2.側面にある3本のネジを外す

精密ドライバーなど先と柄の細いプラスドライバーを使い、バッテリーベイの側面にある3本のネジ(写真左の赤丸)をゆるめてL字型の金属シールドを外すと、上方向にメモリースロットが現れる。なお、3本のネジは金属シールドから外れない仕様だ


3.レバーを動かしてメモリーを交換

各メモリースロットのレバーを写真の左方向に動かすとモジュールが外れる。レバーを立てた状態で新しいメモリーを奥まで差し込み、レバーを元に戻せばメモリー交換が完了だ。なお、メモリーには裏表があるので、バッテリーベイ底部に書かれたイラストを参考に、メモリー端子部の溝の位置で正しい方向かどうかを判断しよう


4.HDDを取り出す

HDDを交換する場合は、2の手順の次にバッテリー溝左側に隠れた取っ手を見つけて、HDDユニットを引き抜く


5.ねじを外してHDDを交換

HDDは4本のネジでマウンターに固定されている。T8サイズのトルクスドライバーでネジを外して、HDDを交換。今までと逆の手順でネジでHDDをとめてMacBook内に戻せばいい


●この記事の対象となる機種


2007年6月発売 MacBook

  • Core 2 Duo-2.0GHz ホワイト(MB061J/A)
  • Core 2 Duo-2.16GHz ホワイト(MB062J/A)
  • Core 2 Duo-2.16GHz ブラック(MB063J/A)

2006年11月発売 MacBook (Late 2006)

  • Core 2 Duo-1.83GHz ホワイト(MA699J/A)
  • Core 2 Duo-2.0GHz ホワイト(MA700J/A)
  • Core 2 Duo-2.0GHz ブラック(MA701J/A)

2006年5月発売 MacBook

  • Core Duo-1.83GHz ホワイト(MA254J/A)
  • Core Duo-2.0GHz ホワイト(MA255J/A)
  • Core Duo-2.0GHz ブラック(MA472J/A)


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