先週5月2日に正式発表されたNVIDIAの最新GPU“GeForce 8800 Ultra”を搭載したビデオカードの販売が始まっている。
“GeForce 8800 Ultra”は、すでに販売中の“GeForce 8800 GTX”の高クロック版GPUとなる製品。8800 GTXに比べてコアクロックが575MHz→612MHz、メモリクロックが1.8GHz→2.16GHz、シェーダークロックが1.35GHz→1.5GHzに、それぞれ引き上げられている。その他、演算ユニットである128基のStream Processorや、メモリ容量768MBなどに変更はない。
同GPUを採用した製品としては、先週末に玄人志向「GF8800U-E768HW」が、そして本日inno3Dから「Inno3D GeForce 8800Ultra 768MB DDR3 PCI-E」が発売となっている。いずれもリファレンスデザイン準拠の製品で“GeForce 8800 GTX”搭載モデルよりもさらに大型のクーラーが特徴的だ。本日から販売の始まっているinno3D製の価格は、アークで11万5980円、高速電脳で11万8800円。シリーズ最高峰の製品であることは間違いなく、その一点のみにこだわるユーザー向けと言えそうだ。