(株)日立製作所は9日、ノートパソコン“Prius Note”(プリウスノート)シリーズの新製品、3機種を発表した。全機種がOSにWindows Vista Home Premiumを搭載する。価格は全機種オープンプライス。5月19日以降、順次出荷される。
外付けの地デジチューナーが同梱されるノートパソコンPrius Note type K『PN36K5U』
Prius Noteの2007年夏モデルは、今年1月に発表された2007年春モデルと比べて、下位機種のCPUを除けば、スペック面ではほとんど変わっていない。Core 2 Duoプロセッサーを搭載する『PN36K5U』『PN35K5U』と、Celeron M搭載の『PN33K5U』の2種類のラインナップが存在する。
Core 2 Duo搭載モデルの2機種は、地上デジタル放送対応機能の有無のみが異なる。最上位機種であるPN36K5Uには、USB接続タイプの外付け型地上デジタル放送チューナーユニットが付属している。チューナーユニットにはD3映像出力端子が装備されていて、D3以上のD映像入力端子を備えるテレビを接続すれば、地上デジタル放送をハイビジョン品質で視聴できる。パソコン本体側で視聴/録画することもできるが、その場合の画質はSD相当に変換される。
搭載する液晶ディスプレーは15.4インチワイドサイズ(1280×800ドット)で、ノートパソコンとしては高輝度(500cd/m2)なのが特徴。CPUにはCore 2 Duo T5500-1.66GHzを搭載。チップセットにはグラフィックス機能を内蔵するIntel 945GM Express、メモリーは1GBを標準で搭載する。本体にはマウスが付属する。予想実売価格は、PN36K5Uが25万円前後、PN35K5Uが18万円前後。
Celeron M搭載の低価格ノート。Prius Note type K『PN33K5U』
Celeron M 430-1.73GHzを搭載する『PN33K5U』は、筐体色がCore 2 Duoモデルと異なり、シルバーを主体としたカラーリングとなっている。春モデルの同級機は、OSにVista Home Basicを搭載していたが、本機ではメモリーを1GB標準搭載したこともあり、Vista Home Premiumへと強化されている。形状やCPU、チップセット以外の基本仕様は、Core 2 Duoモデルと共通点が多い。低価格を指向した製品であるため、地上デジタル放送チューナーユニットは付属しない。マウスは付属する。予想実売価格は15万円前後。
- Prius Note type K PN36K5U
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CPU：Core 2 Duo T5500-1.66GHz｜メモリー：PC2-4200 1GB(512MB×2)｜グラフィックス：Intel 945GM Expressチップセット内蔵｜HDD：120GB｜光学ドライブ：DVD±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ｜ディスプレー：15.4インチワイド 1280×800ドット
無線通信機能：IEEE 802.11a/b/g｜TV機能：USB接続タイプ 地上デジタル放送チューナーユニット付属｜サイズ：幅365×奥行き265×高さ35.3mm｜重量：約2.95kg｜バッテリー駆動時間：約3.0時間｜OS：Windows Vista Home Premium｜Office Personal 2007付属
予想実売価格：25万円前後 - PN35K5U
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TV機能：搭載せず｜重量：約2.85kg｜それ以外の仕様はPN36K5Uと同等
予想実売価格：18万円前後 - Prius Note type K PN33K5U
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CPU：Celeron M 430-1.73GHz｜メモリー：PC2-4200 1GB(512MB×2)｜グラフィックス：Intel 940GML Expressチップセット内蔵｜HDD：80GB｜光学ドライブ：DVD±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ｜ディスプレー：15.4インチワイド 1280×800ドット
無線通信機能：IEEE 802.11b/g｜TV機能：搭載せず｜サイズ：幅365×奥行き265×高さ35.3mm｜重量：約2.85kg｜バッテリー駆動時間：約2.4時間｜OS：Windows Vista Home Premium｜Office Personal 2007付属
予想実売価格：15万円前後
