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アップル、ビデオ資産管理などに役立つ『Final Cut Server』を発表

2007年04月16日 13時30分更新

文● 編集部

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米アップルは現地時間の15日、ビデオ制作業務で利用するサーバーアプリケーション『Final Cut Server』を今夏より発売すると発表した。価格は1サーバ/10クライアントライセンス版が11万8000円、1サーバ/アンリミテッドクライアントライセンス版が23万8000円。

『Final Cut Server』

『Final Cut Server』

デジタル資産をカタログ化することで、メディアアセットマネージメント(コンテンツ資産管理)と、ワークフローの自動化を実現できるソフト。カタログ化の際には、確認用のサムネイルと作業用の低解像度クリップが自動的に生成される。

Mac OS X用、Windows用のクライアントが用意されており、スタジオ内またはインターネットを通じてサーバーに接続し、コンテンツの閲覧や承認を行なえる。閲覧時にはキーワード検索に加え、IPTC/XMP/XMLといったメタデータの項目を指定して、コンテンツを絞り込むことも可能だ。

そのほか、放送局、ポストプロダクション、教育分野における典型的な作業を想定したワークフロー管理用のテンプレートを用意する。プロジェクトの動きに合わせて編集担当者に作業準備を促したり、プロジェクトが評価段階を迎えるとメールでプロデューサーに通知するといったようなシステムを構築できる。

なお、現時点において対応OSや動作環境は発表されていない。


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