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“WILLCOM FORUM & EXPO 2007”社長基調講演にて

ウィルコム、夏モデル新製品として2機種の存在を明らかに

2007年04月12日 22時38分更新

文● 編集部 飯塚岳史

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(株)ウィルコムは12日、東京・有楽町の東京国際フォーラムにてPHSに関する専門展示会“WILLCOM FORUM & EXPO 2007”を開催した。会期は13日まで。WILLCOM FORUMでは、同社代表取締役社長の喜久川政樹氏による基調講演が行なわれ、夏モデルとして発表予定の新製品についてわずかながら情報を公開した。

社長

代表取締役社長の喜久川政樹氏

基調講演内にて喜久川氏は、「詳細はまだ述べられない」としながらも、2007年夏モデルの新製品として2機種の存在を明らかにした。

夏に向けて

“この夏に向けて”という題で新規参入メーカーと新製品が紹介された

1つめは、ウィルコムPHS製品としては初参入となる(株)東芝製の端末。東芝は現在、携帯電話メーカーとしてはau(KDDI(株))とソフトバンクモバイル(株)向けに幅広く端末を提供している。喜久川氏は「ユーザビリティーに優れた、使いやすくてフレンドリーな端末」と説明した。

東芝

“More Friendry”として設計予定の東芝製の端末。現時点で詳細は不明だ

2つめは、“Windows Mobile 6”を搭載するシャープ(株)製のスマートフォン。Windows Mobile 6は、現在“W-ZERO3”シリーズなどで採用されている“Windows Mobile 5”の後継OSに当たる。こちらの端末については、公式ティザーサイト(http://x-w.jp/)にて、序々に明らかにしていくという。

シャープ

Windows Mobile 6搭載のスマートフォンがウィルコムからもついに登場! 画面では選択キー周りのみが公開されている。シャープ製ということはW-ZERO3後継機か?

そのほか、「あくまで“コンセプトモデル”」とした上で、W-SIMに合わせて基板を共通プラットホーム化することで、基板にかぶせるケースをプラモデルのように提供できる“PLAMOPHONE”(プラモフォン)など、通信モジュール“W-SIM”を活用した3種類の個性的で面白いPHS端末を紹介した。これらの端末は、展示会場にて実際に展示されているという。

カスタマイズ

メーカーコラボモデルとしてさまざまな展開が期待できそうな、ボディーカスタマイズモデル

プラモフォン

プラモデルのようにユーザーでボディーを組みたてられる“PLAMOPHONE”。「ガンダムフォンだって作れるかもしれない」(喜久川氏)

機能カスタマイズ

必要な機能に合わせて、モジュールを追加できる“機能カスタマイズモデル”

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