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アットネットホーム、滋賀ケーブルネットワークにインターネットサービスを提供

2007年04月10日 22時46分更新

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ケーブルテレビ局向けにインターネット接続サービスとコンテンツ制作・配信サービス、電話サービスなどを提供するアットネットホーム(株)は10日、滋賀ケーブルネットワーク(株)が提供するインターネットサービスのバックエンドシステムについて、アットネットホームが総合的に引き受けることで合意したと発表した。アットネットホームのバックエンドサービスへの移行は6月を予定している。

滋賀ケーブルネットワークは1998年に開局したケーブルテレビ局。滋賀県湖南地域において、TV放送/ラジオ放送/インターネット接続サービス/IP電話サービスを提供するほか、2003年からアットネットホームと提携し、インターネット接続サービス利用者向けのブロードバンドコンテンツの配信も行なっている。

アットネットホームがインターネットサービスを総合的に提供するケーブルテレビ局は、滋賀ケーブルネットワークで39局目となる。

滋賀ケーブルネットワークの代表取締役社長の西 忠彦氏は、アットネットホームへのアウトソーシング化によるメリットとして、セキュリティー面の充実や、より安定した通信環境が提供できること、CMTS(Cable Modem Termination System:ケーブルモデム終端システム)の24時間/365日監視をアットネットホームが行なうことを挙げた。また、滋賀県では琵琶湖西岸断層による大地震の発生が懸念されているため、サービス資源を遠隔地である東京に分散配置し安全性を向上することが、BCM(Business Continuity Management:事業継続経営)の観点から有効であるとしている。なおドメイン/メールアドレス/IP電話番号の変更は不要なため、今回のアウトソーシングによって発生するユーザーへの影響も少ないとしている。

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