日本電気(株)は10日、A3モノクロレーザープリンター『マルチライタ4600』を20日に発売すると発表した。価格は49万8000円(税別)。
『マルチライタ4600』
マルチライタ4600は新高速エンジンの採用によって、従来機である『マルチライタ4550』のA3用紙で毎分24ページ、A4用紙横では毎分45ページと比べて、A3用紙で毎分28ページ、A4用紙横なら毎分50ページと高速印刷が可能なA3ページプリンター。両面印刷の場合でも、A4横が毎分50ページの印刷が可能。電源投入後のウォームアップ時間も45秒(従来機では60秒)に高速化されている。ギアやベアリングなどの装置寿命も最大300万ページ(従来比1.5倍)と、耐久性の向上を実現している。
解像度は最大1200×1200dpi。用紙はA3/B4/A4/B5/A5のほか、自由サイズ(幅140～297mm×長さ182～432mm)に対応し、厚紙も215g/m2まで利用できる。給紙は標準で1100枚、オプションのトレイを装着すれば最大で5100枚まで対応する。
インターフェースにはパラレル(双方向)、10/100/1000BASE-TのGigabit Ethernetを装備する。ドライバーを含む付属ソフトウェアの対応OSは、Windows Vista/XP/2000/NT 4.0/Me/98/95、Windows Server 2003。
CPUはMIPS RM5261-400MHz。メモリー容量は256MBで、最大768MBまで増設できる。HDD(オプション)も内蔵可能となっている。
電源はAC100V、消費電力は最大1220W(プリンタ単体時)、節電モード時11W以下。動作時の駆動音は54dB以下、待機時は29dB。本体サイズは幅640×奥行き520×高さ577mmで、重量は48.3kg(カートリッジ含まず)。
