SONY製のネットワーク接続型テレビチューナーユニット「VGF-DT1」の販売が明日31日から始まる。地上/BS/110度CSに対応するデジタルチューナーを搭載しており、PCで視聴や録画を行なうことが可能だ。
直径270mm×高さ51mmとなる円盤のようなこの製品は、100/10Base-TXイーサネットによりPCと接続。事前に付属のソフトウェアやドライバーなどをインストールしておけば、デジタル放送をPCで視聴、録画することが可能となるテレビチューナーユニット。付属の視聴/録画ソフトウェアは「VAIO Digital TV」(対応OSはWindows VistaとWindows XP SP2以降)。電子番組表(EPG)での録画予約や録画した番組のDVDメディアへのムーブ(録画データはHDDが自動消去)に対応する。
録画はオリジナルの放送クオリティー(1920×1080ドット)の“DR”モードのほか、解像度を低くする(1440×1080ドット)ことで、40%程度までデータサイズを圧縮できる“HRモード”も搭載。この“HRモード”で1時間の番組を録画した場合のファイル容量は5.3GBとなる。アナログチューナーのテレビでも、D端子で接続すれば、デジタルハイビジョン放送が視聴可能に。また同社製DVDレコーダー「スゴ録」などのとつないでアナログ録画も可能だ。なお、液晶モニターがDVI/HDMI接続の場合は、HDCPに対応している必要があるほか、アナログ接続の場合はSD画質で出力される。
インターフェイスはLANコネクター、地上デジタルアンテナ入力、BS・110度CSデジタルアンテナ入力、D端子、光デジタル出力、シンクロ録画用SD出力など。明日31日から販売予定のT-ZONE.PC DIY SHOPでは、価格4万9800円となっている。