KDDI(株)および沖縄セルラー電話(株)は22日、複数回線所有の法人向け割引サービス“法人割”を4月1日に開始すると発表した。2回線から10回線まで所有する中小規模の法人向けのサービスとなる。
法人割の割り引きは、WINもしくはCDMA 1Xといった回線種類によって異なるが、WINの場合は基本使用料から一律25%引き。さらに年間契約で基本使用料を割り引く“年割”と組み合わせると最大50%割引になるという(契約年数11年超の場合)。CDMA 1Xの場合はまず“年割”で割り引かれた後の基本使用料の金額から、25%割引となる。
基本使用料以外では、同一の法人割を契約したグループ内の通話料を30%割引にするほか、法人割契約グループ内のCメール送信料が無料となる。
さらに、各料金プランに付属する無料通話が余った場合、上限額の範囲内で無期限にくりこせる“くりこし”コースか、同一の法人割を契約したグループ間でその月のうちに分け合える“分け合い”コースを、回線ごとに選択することができる。
法人割の申し込み方法は、モバイルソリューションサポートセンター、auお客様センターへの電話、auショップ“PiPit”への来店、または法人営業担当者への連絡などで受け付ける。申し込みをした月から適用される。