(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモとNTTドコモグループ8社は5日、FOMA携帯電話機『P903i』(パナソニック モバイルコミュニケーションズ(株)製)で、メールの自動振り分けでエラーが発生する不具合などを解消する内蔵ソフトウェアの更新ファイルの提供を本日開始した。提供期間は本日から2008年3月31日まで。
今回解消される不具合は以下のとおり。
- メールの自動振り分け設定で、送受信BOXに追加してあったフォルダーを削除した後に“再振分け”を実行すると、“エラーが発生しました / メールを終了します”とポップアップ表示されて待受画面に戻ることがある
- 電話帳登録などで“穂”の文字を入力した場合や、“穂”が含まれているサイトなどを表示した場合に、“穂”の字の右肩部分に“`”が付いた字が表示される
- 電話着信時などに着信メロディーが停止した後、通常はすべてのボタンのバックライトが点灯するが、バイブレーターの設定を“メロディ連動”にしてあった場合、着信メロディー停止後に“開始ボタン/ハンズフリーボタン”“クリア/iチャネル対応ボタン”“電源/終了ボタン”より下にあるボタンのバックライトが点灯しない場合がある
そのほか、詳細は明らかにされていないが、より快適にP903iを利用するための更新も含まれているという。
内蔵ソフトウェアの更新方法は、待受画面の状態から“メニュー→設定→その他→ソフトウェア更新”とアクセスして、画面に表示された指示に沿って実行する。更新ファイルのダウンロードとソフトウェアの書換には約22分程度の時間がかかるという。ダウンロードする際の情報料と通信料は無料。