力率99％、変換効率80％以上という、容量850W(ピークパワー900W)のATX電源「GAIA 850W」(型番：XP-850W)が恵安から登場した。同製品は、容量1100Wを誇る「GAIA 1100W」の出力と価格を抑えた廉価版となる。
容量1100Wを誇る「GAIA 1100W」の出力と価格を抑えた廉価版にあたる、容量850WのATX電源「GAIA 850W」
ATX12V ver2.2および、SSI-EPS12V ver2.91に準拠しており、12Vラインは4系統用意されている。クーリングファンにはADDA製の120mm角(回転数900～2050rpm/騒音値20～28dB)を1基内蔵している。必要なケーブルを必要な分だけ使用できる着脱式ケーブルの採用で、ケース内のエアフローを改善するとともに、好きな機器を12V-3V、4Vに割り充てることができる。また、12Vを4系統で使用するか1系統でまとめて使用するか選択できる“Split⇔Combine”切り替えスイッチが搭載されている。
標準コネクタ数は、ATXメイン(20+4ピン)×1、ATX12V(4+4ピン)×1、ファン用(大4ピン)×1、ファン用(小4ピン)×2、PCI-Express (6+2ピン)×2。着脱式ケーブルのコネクタ数は、Serial ATA×8、HDD用×6、FDD用×2、PCI-Express (6+2ピン)×2という構成だ。このほかSerial ATA→HDD用4ピン変換コネクタ×2が付属する。本体サイズは150(W)×175(D)×85(H)mmで、価格は高速電脳で2万3800円。
12Vラインは4系統用意されており、“Split⇔Combine”切り替えスイッチを搭載している
スペックとファン回転数のグラフ
