(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモとNTTドコモグループ8社は14日、iモードサイトから音楽や動画を視聴できるサービス“iモーション”で再生できるファイルサイズを今月20日に最大10MBへ拡大すると発表した。表示解像度もQVGAに対応する。動画コーデック“H.264”、音声コーデック“HE-AAC/Enhanced-AACPlus”を採用するのは従来どおり。
ファイルサイズの拡大は、FOMA携帯電話機『F903iX HIGH-SPEED』(富士通(株)製)などが対応するもので、同機種の発売と同時に実施される。10MBのiモーションに対応する機種は、現在発表されている機種ではF903iX HIGH-SPEEDのほかに、4月発売予定の『P903iX HIGH-SPEED』(パナソニック モバイルコミュニケーションズ)となる。10MBというファイルサイズは、既存の『N902iX HIGH-SPEED』向けの2倍、通常の“FOMA 903i/703i”シリーズの20倍となる。
配信されるコンテンツは、当初25社から提供され、アイドルのムービーやアニメ、映画予告編などを見ることができる。なお、配信容量が増え、従来のiモーションよりも容量の大きなコンテンツ提供ができることから、これらのコンテンツを“ビデオクリップ”として提供開始することも合わせて発表された。3月5日より“メニュー/検索”内における“iモーション/Vライブ”のジャンル名が“動画/ビデオクリップ”に変更され、ビデオクリップを始めとした動画コンテンツを拡充する。
