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ますます広がってます、Wireless Gateユーザーの輪

第4回 ライバル? 出張の強い味方!? 憎らしいほど頼もしいアイツ

2004年12月20日 00時00分更新

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M(26歳)。A子とは別の商社に勤めているが、子供のときからの近所づきあいで友達以上を自認している。しかし、最近A子との会話に妙に出てくる“B先輩”とやらの存在が気になる。パソコンの使い方も急に上達したようだし、駅や喫茶店で無線インターネットがどうとか……気になる、ムムム!!

仕事柄、国内出張が多い自分にも使える?

 休日にA子を呼び出して聞いてみると、どうやら駅や喫茶店、複合型商業施設などに設置されている無線LANによるインターネット接続を使いたいときだけ利用するというサービスらしい。

 確かに都内を回るA子の仕事には便利かもしれないが、私の場合は都内のクライアントだけでなく関西のクライアントにもあいさつ回りの機会が月に何度かあり、出張先では携帯電話でのメールしか使えずに不便を感じていた。一泊以上の出張なら、あらかじめインターネット接続環境のあるホテルを指定するようにしているが、必ず取れるわけでもない。出張先でしか使わないのに、PHSや公衆無線LANサービスに申し込んで毎月何千円も支払うのはちょっとためらわれる。

 そこでA子が使っているという“ASCII24 Wireless Gate”を調べてみると、月額210円の基本料金(2004年12月末までは無料)と、使う場合だけ2時間で315〜399円の利用料金で無線LANでの高速インターネット接続が可能になる。仮に出張がない月があっても、210円だけで済むなら安いもの。出張は月に数回で、インターネットに接続するのもせいぜい10回程度、4000円もかからないというわけだ。これなら上司も納得させられるだろう。

関西にも利用可能なアクセスポイントが多数

“Wireless Gate”のスポット検索サイト

“Wireless Gate”のスポット検索サイト。

 ただ、気になるのは関西方面でどれくらい使えるか、だ。

 A子は、携帯電話で自分が居る場所を駅名や建物、電話番号などで入力・指定すれば、最寄のアクセスポイントと料金が調べられる、と言っていたが、このサイトを見ればあらかじめ申し込む前にパソコンを使って利用可能な場所を調べることもできるようだ。

 名古屋、京都、大阪(新大阪)と、得意先のある地域では、駅を中心にいくつかアクセスポイントが確認できた。特に京都は駅前にいくつもあって、IT化が進んでいるのには驚きだ。駅のホームを中心に、エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム(株)(NTT-BP)が提供している“無線LAN倶楽部”なら始発から終電まで利用できるし、利用料金もあらかじめこの地図で確認できた。

名古屋駅近くの無線LANスポット

名古屋駅近くの無線LANスポット

京都駅近くの無線LANスポット

京都駅近くの無線LANスポット

新大阪駅近くの無線LANスポット

新大阪駅近くの無線LANスポット

 使い方はA子に教わるまでもなく、カンタンに設定できた。

  1. 携帯電話から http://www.wi-gate.net/ascii/ に接続して、利用申し込み(ユーザー登録)を行なう。このとき決済のためクレジットカードが必要。利用料は月額210円
  2. ユーザー登録が終わったら、ログインして自分の居場所を駅名やビル/店舗名、住所、電話番号などで入力。今は駅に居るので、場所の入力・特定も簡単だ
  3. すると一番近くの公衆無線LANサービスを利用できる場所を教えてくれる。ちょうど、この駅ではホームでエヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム(株)(NTT-BP)の“無線LAN倶楽部”がサービスを行なっている
  4. そのまま選択して利用申し込みを行なうと、2時間315円で無線LANによるインターネット接続が利用可能になるIDとパスワードを発行してくれる。この画面を見ながら、ノートパソコンの“ワイヤレスネットワーク接続”を設定すれば手続きは完了だ
ひとめでわかる“ASCII24 Wireless Gate”の使い方

ひとめでわかる“ASCII24 Wireless Gate”の使い方。

 これなら出張先で効率よく仕事をこなして、そのあとのプライベートタイムにも余裕ができそうだ。名古屋のMちゃん、京都のKちゃん、大阪の……。よーし、次の出張では“ASCII24 Wireless Gate”を駆使して、仕事をちゃちゃっと片付けるぞ!(<おいおい、A子の浮気? には怒ったくせに。いつか天罰が下るぞ!!)

 A子「ねぇ、ちょっとその携帯見せて。見せてよ! 怒らないから」(……ほらね)。

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