キーボードのレイアウトは前モデルにあたるCF-A2シリーズから特に変更はなく、キーピッチは全文字キーで均一の17mm、キーストロークは2mm。しっかりとしたクリック感のある心地よいタッチのキーボードだ。本機と同時に発表された「Let's note LIGHT/Let's note PRO R1」は、本体左右両端ギリギリまでキーボードのスペースを取り、キーボード右側の記号キー周辺のキーピッチを狭くすることで、ジャストB5サイズながら文字キー部分は17.5mmピッチとなっている。用途や個人の好みによってもどちらがベストかどうかは意見が分かれるところだが、Let's note LIGHT/Let's note PRO R1との本体サイズの違いが現れているポイントのひとつでもある。
オンライン販売専用モデル最大の魅力は、何といっても店頭モデルにはない無線通信機能内蔵モデルが用意されている点だ。「Let's noteをチョイスしたいけど、無線LANかH”INも導入したい」と考えているなら、オンラインでの購入をお勧めしたい。パナセンスでの販売価格は、無線通信機能なしのスタンダードモデルが19万9800円、無線LANモデルが20万9800円(H”INモデルは5月出荷予定)。製品注文時にはこのほか、
- トラックボールを5色から選択(無料)
- メモリ増設(純正128MBモジュール増設で+2万1000円)
- Microsoft Office XPの追加(Personalは+2万1800円、Professionalは+6万8000円)
- ネームプレート取り付け(無料)
- 松下製ポータブルCD-ROMドライブ「KXL-840AN」(+1万7800円)、CD-RWドライブ「KXL-RW32AN」(+2万4800円)の追加
- 無線LANアクセスポイントの追加(メルコ製、アクセスポイント機能付きブロードバンドルータ、ダイヤルアップルータも選択可能、+1万7800円〜4万2000円)
- 各種純正オプション品の購入
といったカスタマイズ/オプションの購入も選択できる。周辺機器やオフィスアプリもまとめて揃えたいときには活用したい。
なお、冒頭でも述べたように、本機の店頭販売用モデル「Let's note TB(CF-A3R8CXR)」は、無線LANやH”INが内蔵されていないこと以外はすべてLet's note PRO A3と同様のスペックとなっている。価格はオープンプライスで、実売価格は20万円前後と予想される。
Let's note PRO A3 マイレッツ倶楽部オリジナルモデルの主な仕様 | ||
---|---|---|
製品名 | Let's note PRO A3 マイレッツ倶楽部オリジナルモデル | |
CPU | 超低電圧版Mobile PentiumIII-M-700MHz | |
チップセット | 440MX | |
メモリ(標準/最大)/スロット数(空き) | 128MB/256MB/1(1) | |
HDD | 30GB | |
ビデオ | Silicon Motion Lynx 3DM+(4MB) | |
液晶サイズ | 11.3インチ | |
表示解像度 | 1024×768ドット/フルカラー | |
キーピッチ、キーストローク | 17mm、2mm | |
通信 | 無線LAN(なしまたはH”INも選択可能)、モデム、LAN、ワイヤレスコムポート(携帯電話、PHS専用) | |
サイズ | 255(W)×220.5(D)×28.9(本体前部)/31.5(後部)(H)mm | |
重量 | 1.47kg | |
バッテリ稼働時間 | 約6時間 | |
充電時間 | 約3時間(本体動作時、非動作時) | |
OS | Windows XP Professional |