発表会には代表取締役社長兼CEOの孫 正義氏が登場し、春モデルコンセプトの説明ほか、新サービスに関する説明を行なった。
スリムとワンセグでのNo1をさらに進化させていく
孫氏は、まず、2007年以降の同社の端末コンセプトについて、「さらに薄く、ワンセグを進化させていく」と述べた。さらに、「他社が同社に追随して薄さを求めてくるようなら、我々はさらに薄さを求めていく」と薄さに対するこだわりを見せた。これは「機能を追加して厚くするのはいつでもできるが、薄くしていくのはこの時期しかないから」という。
911Tでもコラボレーションモデルとして、イヤホンを搭載した“OAKLEY”のアイウェア(メガネ)である『O ROKR(オーロッカー)』を紹介。911Tとのセットパッケージを予定しており、911Tに搭載するBluetooth機能を利用して、ハンズフリーで音楽と通話を楽しめる。
また、新製品以外の新たなサプライズとして、ホワイトプランに付属するオプションである“Wホワイト”を発表した。ホワイトプランは月額980円で、同社携帯電話機同士で午前1時から午後9時までは定額になり、他社携帯電話機への通話料は21円/30秒となるプランだが、Wホワイトのオプションを付けることで、月額1960円で、他社携帯電話機への通話料が半額の10.5円/30秒となる。
孫氏は、このWホワイトに関して「ホワイトプランは、色々な場所に電話をかける必要がある営業マンなどには向いていないプランだったが、Wホワイトを付けることで、営業マンにもオススメできるプランになる」と述べた。また、このWホワイトは、注釈のない“自由”なオプションであるとし、「海外旅行へ行く1ヵ月間はWホワイトを外しておけるなど、気軽に付けたり外したりできる」と強調した。
常識破りの20色ケータイに加えてファッションショーも開催
春モデルの目玉である『812SH』については、「従来の常識では1モデル3色から4色ほどのカラーバリエーションだったが、812SHでは20色を用意した。ファッショナブルな端末を意識しており、20人20色その人それぞれの心をつかむものとしている」と説明した。
また、812SHの発表を記念して、端末のカラーリングを意識したモデルを用意したファッションショーを開催! 会場に設置された花道を色とりどりのモデルが練り歩く派手な発表会となった。
ひととおり歩ききった後にサプライズとして、女優の菊川怜さんと上戸彩さんが登場!思いもよらないゲストの登場に会場は沸き上がった。