ライフボートは、Windows Vistaに対応したマルチブート&パーティショニングツールの最新版「LBシステムコマンダー9」を2月16日より販売する。価格は1万290円(税込)。
ウィザードによる自動処理で、安全・確実にマルチOS化を実現
「LBシステムコマンダー9」は、米Avanquest USA社が開発したマルチブート&パーティションニングツールだ。ライフボートでは、1月30日のWindows Vista発表にともない、現状のOS環境とVistaを併用するといった使用法が増加すると予想し、定番ツールのVista対応版をいち早く市場へ投入する。
LBシステムコマンダー9はWindows 2000/XP/2003 Server/Vistaにインストール可能(Administrator権限が必要)で、Windows 3.1からVistaまでの各OS、Fedora CoreなどさまざまなLinuxディストリビューション、FreeBSD、DOSなど多くのOSを1台のPCにインストールし、切り替えて使用できる。
またパーティション操作が可能なファイルシステムは、FAT16/32、NTFS、Ext2/Ext3/ReiserFS/Linux Swapだが、WindowsサーバOSのパーティションは操作できない。
すでにOSがインストールされているPCに別のOSを追加インストールする際には、ウィザードによりパーティション操作を自動で行ない、既存のOS環境に影響を与えずにマルチOS化を実現できる。また、不要になったOSのアンインストールして元の環境に戻す処理も、同様にウィザードで自動的に行なえる。万が一、パーティション操作時に電源遮断が起きた場合でも、製品のCD-ROMから起動して復旧作業が行なえるなど、安全対策も考慮されている。
販売開始は2月16日からで、価格はソフトウェアに「LBシステムコマンダー9公式ガイドブック」が付属して、1万290円(税込)。
- ■関連サイト
- 株式会社ライフボート
- http://www.lifeboat.jp/
- LBシステムコマンダー9
- http://www.lifeboat.jp/products/sc9/sc9.html