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ヤマハ、USBバスパワーでも大音量再生が可能なパソコン用スピーカー『NX-U10』を発表

2007年01月31日 13時00分更新

文● 編集部 小林久

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ヤマハ(株)は31日、USBバスパワー駆動でありながら、最大10W+10Wの大音量再生が可能なUSBスピーカー『NX-U10』を発表した。価格は2万5000円。3月上旬に発売する。

NX-U10:本体
NX-U10。写真は先行発売されるシルバーモデル

ノートパソコンとケーブル1本で手軽に接続でき、電池切れや、出力不足の心配なく使用できる点をコンセプトに商品化された製品。USB端子の給電能力は最大でも5V/500mA(=2.5W)までのため、市販のUSBスピーカーでは最大出力が1W+1W程度のものが大半だが、NX-U10では“PowerStorage”と名付けられた独自技術で、高出力な再生を可能にした。

PowerStorageの開発にあたってヤマハは、音楽/音声信号には無音部分や音の強弱があり、実際の再生において消費する電力は全体の1/8程度である点に着目。残りの7/8の電力を専用回路に蓄電することで、瞬間的に10W+10W(6Ω、1kHz、連続100ms)、ダイナミックパワーでも6W+6W(6Ω、1kHz)で出力できるようにした。

また、“SR-Bass”(Swing Radiator Bass)と呼ばれる独自の低音増強技術も搭載。これは昨年1月に発表されたキューブ型スピーカー『NX-A01』用に開発したもので、パッシブラジエーター方式のスピーカーに搭載されている“ドロンコーン”に似た役割を果たす振動板をキャビネット内に設け、スピーカーユニットの背面から生じた低音振動と共振させて低音の増強を図っている。

NX-U10:SR-Bassの仕組み
SR-Bassの仕組み。振動板をスピーカー背面から生じた振動と共振させ、低音を増強する

本体サイズは幅248×奥行き33×高さ100mmと一般的なカバンにノートパソコンと一緒に収められるサイズ。重量も500gと軽量だ。スピーカーは38mmのチタン振動板を利用したユニットを左右2チャンネルぶん内蔵している。また、ポータブルプレーヤーなどとの接続用にステレオミニ端子も装備する。

NX-U10:付属品
付属品。単4電池アダプターやUSB端子をACアウトレットに接続できるようにするアダプターも付属

電源はUSBバスパワーのほか、付属アダプターを介して単4電池×4本、ACアダプターにも対応できる3電源方式。OSはWindows XP/2000/Me/98SE、Mac OS 9.1、Mac OS X 10.1以降に対応する。Windows Vistaに関しては検証中だという。

ヤマハでは、コンパクトな本体と接続が容易で、大きな会議室でも十分な音量が取れるため、プレゼンテーションでの利用に最適としているほか、旅行や出張時に携帯できる高音質な音楽用スピーカーとしても訴求していきたいとしている。

NX-U10:イメージ
ノートパソコンと一緒に持ち運ぶことを想定し、薄型の本体とした

なお、3月に発売される製品の本体カラーはシルバーだが、6月にはブラックのカラーバリエーションも用意する予定。こちらは側面をグロス処理にするなどデザイン性にも配慮しているという。

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