マイクロソフト(株)は18日、Windows Vistaの販売促進活動用ショールーム“Digital Life Maison”(デジタルライフメゾン)を、報道関係者に公開した。Vistaとパートナー企業製品を組み合わせたデジタルライフを体験できるショールームで、東京西麻布にある高級マンションの一室を借り切って、2月14日までの限定で行なわれる。一般公開は行なわれない特別ショールームの様子をお伝えしたい。
デジタルライフメゾンは、六本木ヒルズにもほど近い西麻布交差点の近くにあるマンション“FLEG NISHI-AZABU vierage”の一室を借り切って設置されたショールームである。室内が複数の階層に分かれたいわゆる“メゾネット”形式で、間取りは入口兼ダイニングキッチンのある2階と、リビングや寝室のある3階で構成されている。長期に渡って住む部屋というよりも、短期滞在型の賃貸マンションとして使われることを想定している部屋とのこと。シックで高級感ある内装で、壁の集合コンセントには電話用のジャックやテレビアンテナの口と共に、LANポートも用意されている。
“実際の居住空間を使用して、Vistaと対応製品によるプレミアムデジタルライフを体験できる”というコンセプトで作られたこのショールームでは、複数のVista搭載パソコンやネットワーク接続に対応するHDDレコーダー、Xbox 360などが各部屋に設置されており、複数のパソコンや家電との連携を実際に試すことができる。またプリンターやデジタルカメラ、Windows Media Playerとの連携に対応したポータブルオーディオプレーヤーなどとの連携操作も、実機を使って試せるようになっている。
ソニー(株)の“テレビサイドPC”『VGX-TP1』や、(株)東芝の米国法人が販売する『Portege R400』など、話題のVista搭載パソコンも展示されており、来場した記者が興味深そうに触ったり、マイクロソフトのスタッフと議論を交わす様が見られた。
展示内容は随時更新されるとのこと。また一般公開は行なわれないが、デジタルライフのコンセプトや実際の使用感は、体験してみないと良さを実感できない面が大きいだけに、一般消費者でも体験できる場の展開を期待したいところだ。