ヒパヒパ! アスキーの食べる人ナベコです。この連載は毎日たくさん飲み食いしているグルメ担当の記者が無謀にもダイエットに挑戦するというのがテーマ。食べたもの、飲んだものを晒していきますよ。
ダイエットというネタだけではなんなので(実はあまり体重が減っておらず……)、私がキャッチした飲食系の情報なんかも紹介しています。
先日、飲食系の人が集まる飲み会で「インド人に日本のカレーライスがウケている」という噂を耳にしたました。「本当?」と、すぐには信じられなかったのですが、調べてみると、インドに出店している日本風のカレー店もあるようなのです。そこで、ニューデリーの飲食店「TOKYO TABLE」を運営する日本企業KUURAKUに話を聞いてみました。「TOKYO TABLE」はカレーやラーメンなどを提供しています。
――インド「TOKYO TABLE」で提供しているカレーはどのようなカレーでしょうか?
「TOKYO TABLE」担当者:インドのカレーはルーに小麦粉を使わないのでサラッとしているものが多いのですが、「TOKYO TABLE」では小麦粉を使用し、辛さのおさえたマイルドでとろみのあるカレーを提供しています。日本のホテルで提供されるカレーをイメージしていただくと近いかもしれません。ルーはベジタリアンでも食べられるよう工夫しており、トマトの比率が多めです。
――インド風のカレーとは異なるのですね。出店動機を教えてもらえますか?
担当者:KUURAKUの既存のお店でラーメンやカレーうどんがインド人にも人気があったため、可能性を感じていました。他にも、立地などいろいろな条件が重なりましたが、カレーの国でカレーで殴り込みというワクワク感もあり出店に結びつきました。
――カレーうどんが人気だったとは! 意外性ありまくりです。出店して、地元の方の反応はどうでしたか?
担当者:「自分たちのカレーの概念とは全く異なるけど、甘くておいしい」とのお声を聞きます。一方で「甘すぎる」とお声を頂くことも。トッピングで辛さを調整するなどローカルへの対応もしつつ、これが日本の文化だと根気よくマーケットにアプローチして理解を得るようはかっています。
――やはり日本のカレーはインドの方にとって甘いのですね。最後に、人気メニューと、人気な理由を教えてください!
担当者:インド人は「サクサク」「スパイシー」「油っこい」が大好き。「クランチーチキンカレー」というメニューは三種の神器を兼ね揃えていて人気を得ています。
……ということでした。インドで日本のカレーとは意外すぎましたが、インドカレーとは別ジャンルのものとして受け入れられつつあるようです。カレーうどんが人気というのも意外でした……! なお、「TOKYO TABLE」の年間売上目標は1500万ルピー。まだ1年たっていないのですが月間の目標に対して90~110%で推移しているそう。
カレーのことを考えていたら食べたくなってきました!
アラサー記者の食事の写真をダイジェストで公開(実録)
●697日目
朝 なし
昼 カレーライス
夜 刺身 串カツ もつ焼き 栃尾揚げ
酒 ビール レモンサワー レモンサワー レモンサワー
●695日目
朝 ふかし芋
昼 ローストビーフ丼
夜 鶏肉と舞茸のボイル焼き
酒 ビール ビール 缶チューハイ
さて、体重計測の結果は?
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