長年に渡り携帯電話・スマートフォン市場で絶対的な存在感を誇っていたノキア。日本でもまだまだファンの数は多いでしょう。
スマートフォン黎明期から市場をけん引し、Symbian OSを広めていったもののAndoridとiOSに敗れ、Windows OSへと転身。マイクロソフトへの事業売却を経て、いまは再出発を目指しています。
激動の歴史を辿ったノキアのスマートフォンを振り返ります。
「ノキア」編・目次
・第1回 ノキア激動の歴史が幕開け「世界初のスマホとSymbianの誕生」
・第2回 アップルなんて目じゃない黄金期「ノキアの顔」Nokia 6600の登場(本ページ)
Symbian Series 60が登場。Nokia 6600で不動の地位を確立
2002年1月、ノキアはカラーディスプレーを搭載したスライド式端末「Nokia 7650」を発表します。
OSはSymbian Series 60、VGA解像度のカメラを搭載し、10キーと十字方向キーによる操作が可能でした。
当時はまだ海外ではカラーディスプレーの端末はわずかしかなく、2.1型176×208ドットと言う小型でしたが、カラー写真を撮影して画面で見ることができるだけでも画期的だったのです。
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