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Hour of Codeで学ぶプログラミング基礎の基礎 第9回

より高度な繰り返しコマンドを学習

アングリーバードのキャラを使ってwhile文を覚える (1/6)

2016年10月22日 17時00分更新

文● 小野哲生 編集●吉田ヒロ

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 前回に引き続き、ビジュアルプログラミングツールの1つでオンラインで学ぶ「code.org」のサイトを利用してプログラミングの基礎を解説します。今回は、迷路のコースのパズル10〜15までを進めながら繰り返しコマンドを復習していきます。

パズル10:真の間だけ繰り返す処理を使って豚を捕まえる

 パズル10の冒頭では、アメリカプロバスケットボールのNBAでオールスターゲームにも出場しているクリスさんがwhile文について解説してくれます。クリスさんは、大学時代にプログラミングを学んでいたそうです。

 パズル10では新しい「とどくまでくりかえす やること」のブロックを使います。

 「とどくまでくりかえす やること」というブロックが「ブロック達」に用意されています。これを使っていきましょう。

 下図のように「とどくまでくりかえす やること」の中に「まえにすすむ」ブロックを組み合わせてプログラムを作りました。「実行」をタップしてプログラムを実行してみましょう。

 豚にたどり着くまで前進を繰り返し、無事に豚を捕まえてパズル10をクリアできました。

 「コードを表示します。」をタップして、プログラムの中身を見てみましょう。

 for文を使うよりもプログラムが短くなっていることがわかるでしょう。while文は以下のような構造で、while文やwhileループと呼ばれます。このコードは「条件が真の間、繰り返す」というプログラムとなっています。「真の間」というとわかりづらいですが、条件に合致している間ということです。

while ( 条件 ) {
 繰り返し実行したい処理( );
}

 今回は、条件の部分が今回はunFinished( )となっています。これが、新しい繰り返しブロックの「豚に届くまで」の部分になります。「豚に届くまで」というのが条件のため、「豚に届いていない」という状況が真の間だけ処理を繰り返します。そして、豚を捕まえたら繰り返し処理を終了します。

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