TROCCO、COMETAと共に同社のデータ製品戦略を支える新サービスへ
面倒なデータ基盤の運用作業をAIが代行 「primeNumber Autonomous Data Platform」発表
2026年10月15日 13時55分更新
primeNumberは10月15日、AIエージェントが「データ基盤の保守」や「現場からの依頼対応」といった作業を代行する「primeNumber Autonomous Data Platform(ADP)」を発表した。同日から販売受付を開始し、まずは「TROCCO」または「COMETA」を利用している企業のデータ管理者を対象に展開していく。
“AIでデータ基盤を整え、AIアプリケーションを実行する”新たな世界へ
「あらゆるデータをビジネスの力に変える」をビジョンに掲げるprimeNumberは、データ統合・変換サービスの「TROCCO」と、データカタログサービス「COMETA」を提供している。さらに、構想から実装、伴走までを担うプロフェッショナルサービスも展開する。
共同創業者で取締役執行役員 CIOを務める山本健太氏は、「AIの需要が非常に増している中で、企業の中でちゃんとAIを使ってインパクトを出していくとなると、AIが参照するデータの環境、データ基盤を整えないと成り立たない。経営や事業活動の全般をAI前提で再設計していくことが、どの業界の企業にも求められる」と話す。
しかし、大規模で高品質なデータ基盤を整えるハードルは高い。そこで、基盤づくりにもAIを用いて、「AIが整える土台の上に、AIアプリケーションを載せる」という“両輪”でのAI活用を提唱している。こうすることで、(1)AIが基盤を柔軟に変化させ、AI活用の速度を落とさずに済む、(2)一部の専門家や経営層に限らず、全社員がAIとデータを活用できる、(3)権限管理や、機密・個人情報の混入監視をAIが担い、人手では見きれない範囲まで統制が効く、といったメリットが得られるという。
今回発表したADPは、データ基盤の運用を肩代わりするAIエージェントであり、TROCCO、COMETAと共にprimeNumberのデータ製品戦略を支える新サービスとなる。山本氏は「自律型(Autonomous)のデータ基盤を実現するプロダクト」だと説明する。
データ基盤の運用においては、連携先システムの仕様変更への対応、社内の現場からの「このデータが見たい」という要望への対応、データの意味や定義(コンテキスト)の更新といった、細かな作業が絶えない。ADPは、こうした作業をAIエージェントが自律的に実行し、データ担当者はエージェントからの提案(実行結果)を管理ポータルで承認するだけだ。
提供されるAIエージェントは、「変化検知」「保守」「構築」「コンテキスト整備」「ガバナンス」の5種類。データそのものを扱うTROCCOと、データの意味や定義を管理するCOMETAの両方を参照/操作する。
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