データカタログにセマンティックレイヤーを追加、AIによる整備支援機能も提供
アドホック分析も定型分析も AIデータプラットフォーム「COMETA」がBI機能を追加
2026年10月13日 07時30分更新
prinmeNumberは2026年10月8日、AIデータプラットフォーム/データカタログのクラウドサービス「COMETA(コメタ)」において、新たにBI機能を搭載したことを発表した。これまで提供してきた対話型AI(AIチャット)によるアドホックな分析に加えて、自然言語を通じて定型のBIダッシュボード/帳票を作成し“定点観測”することも可能になった。
さらにこの対話型AIクエリとBIダッシュボードは、COMETAが備える同一の「セマンティックレイヤー」を参照するため、正確な回答を実現する。セマンティックレイヤーを整備する負担を軽減するために、BIダッシュボードを作成すればその定義が反映される仕組みを備えており、“使うほどにセマンティックレイヤーが育つBI”とアピールしている。
COMETAは、primeNumberが2024年5月に提供を開始したクラウドサービス。当初はデータカタログサービスとして提供されていたが、AIチャットによる自然言語クエリ機能を追加したことでAIデータプラットフォームへと進化していた。
今回はここにBIダッシュボード機能と、セマンティックレイヤー機能が追加された。これにより、ビジネスユーザーは対話型AIによるアドホックなデータ分析、BIによる定常的なデータ分析の両方が簡単に使えるようになった。ちなみに、BIダッシュボードの作成においても、自然言語で指示するだけでチャート/グラフが作成できる仕組みだ。
さらに、通常は専門知識が必要となり手間もかかるセマンティックレイヤーの整備についても、自動化と簡便化の仕組みを備えている。BIダッシュボードの作成に使われたデータは、管理者の承認フローを経てセマンティックレイヤーに反映する仕組みとなっている。これにより、ビジネスユーザー視点で有益なデータ、正確なデータのセマンティックレイヤーが整備され、複数のビジネスユーザーがダッシュボードを作成するときに発生しがちな、ダッシュボードごとの結果のばらつきを防ぐ。
なお、COMETAでは10月1日、AIチャットを通じたクエリの実行ログに基づき、メタデータをAIが自動生成したり、用語集に不足している用語の定義を管理者に提案したりする「コンテキスト自律整備」機能の追加も発表されている。上述したセマンティックレイヤーの整備と合わせてデータカタログの整備も自然に進むため、primeNumberでは「分析の精度が継続的に向上する状態を実現」できると説明している。
今回発表されたBI機能は、COMETAのStarterプラン、Enterpriseプランの両方で、追加コストなしで利用できる。いずれも利用可能なユーザー数は無制限。基本機能は両プランで使えるが、公開ダッシュボード数の制限やグループ管理といった一部機能の違いがある。
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