AIの性能を測る「ベンチマーク」を、人間が受ける──そんなジョークサイト「HumanBench」が話題だ。開発者のAlex氏(@Alex_ybuild)が9月26日に公開したもので、自分がAIなら「何B(何十億パラメータ)のモデルなのか」を診断できる。
HumanBenchは全76問、所要時間約13分のクイズ形式で実施される。成績が良いほど難しい問題が出題される仕組みで、11問の「AIがやらかした定番ネタ」も収録している。「strawberryにrはいくつあるか」「9.11と9.9はどちらが大きいか」といった、AIが誤答したことで知られる問題の数々だ。AI界隈ではおなじみの「洗車場まで50mなら歩くか、車で行くか」問題も収録されている。
診断が終わると、自分をAIモデルに見立てた「パラメータ数」のほか、DenseかMoE(Mixture of Experts)か、AIモデルの性能ランキングに当てはめた場合の順位、AIの「人格タイプ」などが表示される。実際にSNSでは「235B」といった結果画面を共有するユーザーが相次いでおり、自分自身をAIモデルに見立てて楽しむ遊びとして広がっている。
なお、当然ながらHumanBenchは本物の知能テストではない。HumanBench自身も「ネタです、パラメータ数は脳の容量じゃありません」と明記している。テストについては端末内で動作し、回答はサーバーへ送信しない設計だとしている。
生成AIの世界では、「パラメーターはいくつか」「ベンチマークで何点取ったか」などの数値で性能を比べるのがおなじみ。人間も同じ理屈で性能を測られたらどうなるのかというのがHumanBenchの笑いどころだ。AIの珍回答を笑っていたら、自分も同じところで“ハルシネーション”を起こしてしまった……なんてことにならないか、一度試してみては。
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