このページの本文へ

折りたたみiPhoneは「iPhone Duo」! iPhone 18 Pro&iPhone Duo徹底特集 第6回

iPhone 18 Proのカメラは「可変絞り」搭載! スマホ撮影の常識を覆すアップデート

2026年09月10日 04時30分更新

文● スピーディー末岡 編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 アップルは9月9日(現地時間)、iPhone 18 ProとiPhone 18 Pro Maxを発表した。予約受付は9月12日に始まり、発売は9月18日。

 日本での価格は以下のとおり。

iPhone 18 Pro

・256GB:21万9800円
・512GB:25万4800円
・1TB:32万4800円
・2TB:42万9800円

iPhone 18 Pro Max

・256GB:23万9800円
・512GB:27万4800円
・1TB:34万4800円
・2TB:44万9800円

 カラーはブラック、シルバー、グレイシャー、バーガンディ(新色)の4色。

ProとPro MAXの違い

 ディスプレーサイズはiPhone 18 Proが6.3型、iPhone 18 Pro Maxが6.9型で、この点は前モデルから変わっていない。カメラもSoC(A20 Pro)も共通なので、選ぶ基準は本体の大きさと電池持ちに絞られそうだ。動画再生時間はProが最大36時間、Pro Maxが最大45時間(いずれもeSIMのみのモデル)。Pro Maxの伸び幅はiPhoneとして過去最大だという。

 また、本体には全体で40%の再生素材が使われている。バッテリーのコバルトは100%、外装のアルミニウムは85%が再生材で、化粧箱は紙由来の素材だけで作られている。

カメラは絞りが可変になった

 今回のアップデートの中心はカメラだ。4800万画素のメインカメラに可変絞りが入り、F1.48、F1.8、F2.8、F4の4段階から選べるようになった。レーザーで切り出した6枚の羽根が動いて開口部の大きさを変える仕組みで、iPhoneでは初めての機構だ。

 このことで、背景をどれだけぼかすか、あるいはどこまでピントを合わせるかを撮る側が決められるようになった。あわせてプロ向けの操作項目が増え、絞りに加えてシャッター速度とホワイトバランスを手動で設定できる。露出の偏りを見るためのヒストグラム表示も用意された。

 動画では、シネマティックモードが60fpsに対応し、4KのDolby Vision HDRでタイムラプスを撮れるようになった。録音した音をあとから調整するオーディオミックスも、声だけを抜き出す処理と音楽を分ける処理が新しくなっている。

A20 Proチップとベーパーチャンバー

 iPhone 18 Proシリーズが搭載するSoC、A20 Proは2nmの製造プロセスで作られる。6コアCPUの各コアにニューラルアクセラレータが組み込まれ、7コアGPUはA19 Proより最大40%速い。16コアのNeural Engineを2基備え、AI処理の能力は倍になった。メモリの帯域も50%広がっているという。

 処理能力の数字より効くのは、冷却の作り直しかもしれない。ベイパーチャンバーの表面積がiPhone 17 Proの3倍になり、SoCとメモリーを横に並べる実装と組み合わせることで、長く負荷をかけたときの性能が最大40%上がるとしている。動画の書き出しや長回しのように、速さが持続するかどうかで結果が変わる作業では、かなり違いが出そうだ。

バッテリーとダイナミックアイランド

 有線なら約15分、ワイヤレスでも30分で50%まで充電できる。Pro Maxは5分充電しただけで動画がおよそ7時間見られるようになる。

 ダイナミックアイランドは小さくなり、ライブアクティビティを3つ同時に表示できるようになった。Face IDの機能はそのままで、ディスプレーに使える面積が増えたカタチになる。

自社製モデムもアップデート

 無線チップのN1はWi-Fi 7、Bluetooth 6などに対応する。セルラー側の自社製モデムはC2に更新され、C1Xより消費電力が15%少ない。eSIMは世界500以上の通信事業者に対応している。なお、日本モデルはミリ波に対応していない。

 出荷時のOSはiOS 27で、既存モデル向けの配信は9月14日から開始。作り直したというSiriはベータとして順次提供され、ディスプレーに表示されている内容や利用者の状況を踏まえて会話できるようになる。開始時点は英語のみで、日本語は10月に加わる予定だ。

この写真、AI? 出どころを示す仕組み

 撮影時にセンサーからのデータへ署名を付け、あとから書き換えられない参照用の画像を作る「Apple Reference Image」が登載された。生成AIで作られた画像や編集された画像を見分ける「SynthID」への対応も、後日のソフトウェア更新で追加される。撮った写真が本物かどうかを説明しにくくなっている状況への、アップルなりの答えといえる。

■関連サイト

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事
  • 角川アスキー総合研究所

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中