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Kindle漫画セール情報「推し漫」 第251回

めっちゃリアルだけど「うそもいっぱい描いてる」『バクマン。』【Amazonマンガ週末祭】

2026年08月29日 17時00分更新

文● ムラリン 編集⚫︎ ASCII

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 8月第4週(8月28~30日)の「Amazonマンガ週末祭」は、「イチオシ少年マンガ」特集。対象作品が全巻50%ポイント還元セールです。その中から、今回は漫画・小畑健センセイ、原作・大場つぐみ センセイのコンビによる『バクマン。』をご紹介。

 2人の少年が漫画家としてデビュー、活躍するまでの道のりを描いた作品『バクマン。』。

 読者アンケートの順位が出て、担当編集者とネームを詰め、編集会議で連載が決まり、人気が落ちれば打ち切りの危機。しかも作中には「服部」「吉田」など、実在するジャンプ編集者の名前まで出てきたり、内容的にはかなりリアルで、読んでいると、もう半分ドキュメンタリーじゃないのか、これは? くらいに思えてくる作品ですが、MANTANWEBのインタビュー記事に掲載された初代担当編集者の相田聡一氏の話によれば、話はそう単純ではないとのこと。たしかに舞台のモデルは確かにジャンプ編集部ですが、作品にはフィクションも多く、現実の編集部をそのまま描いたものではないそうです。原作の大場つぐみセンセイも、編集者の名前は、実在の編集者から名前を「借りた」と明かしています。

 つまり、実在する名前や編集部の制度はリアリティを盛るための道具で、物語はまったく別物ということのようです。

 この漫画がやりたかったのは、ジャンプの裏事情を暴露することではなく、現実にある漫画制作の仕組みを、ジャンプ漫画の流儀で分かりやすい形で伝えることです。

 読者アンケートでの順位争い、突破すべき関門である編集会議、新妻エイジのような切磋琢磨し合うライバル作家の存在。担当編集者の門司健吾氏によれば、「『バクマン。』は、漫画家の世界を舞台にした超王道少年バトルマンガ」なのです。

 ペンでしか戦えない人を、ちゃんとジャンプフォーマットで戦わせるのも、少年ジャンプ流。

 とはいえ、『バクマン。』担当編集者たちによれば、「友情・努力・勝利」という三原則を守って作品を作るという編集方針は、実際には「存在しない」とのことなので、ウケる方向で考えていくと、自然にそうなる、ということのようです。「友情・努力・勝利」は、ジャンプの編集方針というより、面白い漫画の黄金比みたいなものなのかもしれませんね。

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平成版『まんが道』として読むと、昭和と平成の出版事情の違いも見えて趣深い

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バクマン。
小畑健 (著)、大場つぐみ (原作)
全10巻(完結)
9,200円 +ポイント還元 4,600 pt (50%)
※価格・還元ポイントは記事掲出のものです。購入時には必ず現在価格と還元ポイントをお確かめください。

作品紹介 
 絵を描く真城最高と、物語を考える高木秋人。中学生の二人はコンビを組み、漫画家として『週刊少年ジャンプ』での連載を目指す。編集者との打ち合わせ、投稿、連載会議、読者アンケート、ライバル作家との競争などを経験しながら、二人は自分たちの漫画を世に出すため奮闘していく。

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