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日立、システム開発にAIを全面適用 要件定義で最大240倍の生産性を実証

2026年07月24日 14時50分更新

文● G.Raymond 編集●ASCII

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 日立製作所は7月24日、エンタープライズ向けシステムインテグレーションにAIを全面適用するプラットフォーム「Agentic AI Integration Platform」の開発を発表した。設計からテスト工程では、社内の特定条件下で約200倍の生産性を実証したという。

 外部環境分析や構想策定、要件定義、設計、コーディング、テスト、運用などの各工程にAIエージェントを組み込むもの。日立がミッションクリティカルシステムで培ってきた知見と、Anthropic、Google Cloud、OpenAIなどのフロンティアAIを組み合わせる。

 企業ごとの業務知識や判断基準を「企業コンテキスト」として蓄積する点が特徴。AIエージェントが開発や運用のサイクルを回すたびに、ナレッジを更新し、品質と生産性を継続的に高める構想となっている。

 日立は要件定義工程でも、最大240倍の生産性向上を確認したとしている。ただし、これらは同社内の特定工程、特定条件下での実証値であり、効果はプロジェクトの規模や特性で異なる。

 日立では、2027年度にシステムインテグレーション工程全体で生産性30%向上を目指す。金融、公共、エネルギー、鉄道など、大規模なレガシーシステムを抱える領域での適用を進める考えだ。

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